夫婦で食生活を改善!肝臓と腸を整えれば、無理なく適正な体重に。
撮影・中島慶子 イラストレーション・イオクサツキ 文・一澤ひらり
\夫婦で10日間、肝臓&腸ケアに挑戦!/
朝昼は各自で食べ、夕食は料理上手の夫が腕を振るうというのが夫妻の日常生活。豊田さんのアドバイスで、肝臓と腸を整える食生活にトライした。
「プロテインと寒天とビフィズス菌、この3つを念頭におきました。牧草牛から作られるグラスフェッドプロテインを100%ジュースで割るとおいしいし、空腹も満たされました。寒天のおかげか、お通じがスムーズで、体温も35度台が36度台になりました」
体がスッキリしてきたと喜ぶおざわさん。夫の渡邊さんにも変化が。
「体重が2kg減って、ベルトの穴が1つ締まりました! 好きなものを食べながら栄養素を補って体調がよくなり、おまけに無理のないダイエットにつながる感じがいいですね。このまま続けていきたいと思います」
体温が上昇!
「ふだんは甘いもの欲しさでチョコレートをつまんでいましたが、素焼きのミックスナッツにドライフルーツを混ぜて、手のひらにのるぐらいを食べるようにしたんです。そうしたら『私、これが好き!』って思えるほど満足感が得られて、チョコレートに手が出なくなりました」(おざわさん)
10日間で2kg減!
「平日の朝食と昼食は、ごはんに卵、サラダチキンなどたんぱく質をプラスするように心がけ、夕食は野菜をふんだんにして、糸寒天を使うなど、食物繊維が摂れるメニューにしました。そのぶん週末は好きなだけ飲み歩きをする。長続きさせるには、メリハリが大切だと思っています」(渡邊さん)
渡邊博光(わたなべ・ひろみつ)さん●築地&燗酒愛好家。会社員のかたわら、築地をはじめとする食べ歩き探訪が人気。妻のおざわゆきさんとの共著に『築地はらぺこ回遊記』(ぶんか社)など。
おざわゆきさん●漫画家。『あとかたの街』『凍りの掌 シベリア抑留記』で第44回日本漫画家協会賞受賞。『傘寿まり子』で第42回講談社漫画賞受賞。グルメエッセイにも定評がある。
豊田愛魅(とよだ・まなみ)さん●管理栄養士。数々の寒天料理や菌活レシピで芸能人の食生活を改善した実績を持つ。肝臓と腸のスペシャリストとして活躍中。著書に『ずぼやせ』(光文社)。
『クロワッサン』1013号より
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