【脳・メンタル】 40代からの<目的別オイル>の摂り方とレシピ。
撮影・岩本慶三 文・越川典子
鰹とアボカドの手ごね寿司
【オイル】えごま油(オメガ3系)
えごま油:体内でEPAに変換される。
ぶり:DHA豊富。脳機能維持に必要。
酢:短鎖脂肪酸の酢酸が腸のエネルギー源となり、蠕動運動を促進して便通改善。腸を整えることでセロトニンやGABAが増え、その信号が脳に伝わって精神面も安定。グルコン酸も腸の善玉菌を増やす。
卵黄:レシチンが脳機能に必要なアセチルコリンの原料に。
甘酒:腸を整えてメンタルを安定させる。
鰹のDHAにえごま油を加えると、最強の組み合わせに。
【材料(2人分)】
スパイス味噌[味噌大さじ1 甘酒大さじ1 おろししょうが・おろしにんにく・シナモンパウダー・花椒(粉)各少々] 大麦120g 鰹1さく アボカド1個(一口大に切る) にら2〜3本(1cmほどに切る) 卵黄1個 アーモンド15粒ほど(砕く) 梅酢(リンゴ酢などでも)小さじ2 えごま油適量
【作り方】
1.スパイス味噌を作る。スパイス味噌の材料を全て混ぜ合わせる(冷蔵庫で2週間保存可)。
2.大麦を鍋に入れて洗い、かぶるぐらいの水を入れ、蓋をして火にかける。煮立ったら弱火にし、水分がなくなったら火を止めてしばらく蒸らし、梅酢を合わせる。
3.鰹は塩を振り10分ほど置き、キッチンペーパーなどで拭き取って一口大に切る。
4.スパイス味噌に卵黄を混ぜ、鰹とアボカド、にら、アーモンドを和える。
5.2を皿に盛り、4をのせ、えごま油をかける。
溝口恵子(みぞぐち・けいこ)さん●野菜料理家、「Katie’s Style」主宰。出産後、食に関心が高まり、パン作りから始まって食環境まで学ぶ。現在は、自然栽培の野菜中心に、自然と調和した暮らしを教室で伝えている。
『クロワッサン』1006号より
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