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【女性ホルモン・自律神経編】 40代からの<目的別オイル>の摂り方とレシピ。

約37兆個といわれる細胞の膜を作っているのも、ホルモンを作り出すのも、実はオイル。発酵食をプラスしてもっと賢く使いましょう。
  • 撮影・岩本慶三 文・越川典子

発酵キャベツと豚肉の煮込み

【オイル】米油(オメガ9系)

米油:γ-オリザノールが自律神経安定。
大豆:イソフラボンのエストロゲン様作用。
豚肉:ビタミンB6が女性ホルモンの代謝に関わる(ビタミンBはチームで働くので、ビタミンB群が豊富な豚肉が有効)。発酵液に漬け込むことでタンパク質の吸収がよい状態に。
発酵キャベツ:乳酸菌と食物繊維が腸を整え、栄養の吸収を高める。

精米のときに出る米ぬかを搾って作る。無味無臭でさらっとして、炒め物、揚げ物にも向く。国産の玄米ぬかを使ったものを選びたい。

【材料(2人分)】
乳酸発酵キャベツ(キャベツを塩水につけて発酵させたもの)[キャベツ1/2玉(太めの千切り) 水600〜800ml 塩適量] 大豆クリーム[大豆水煮150g 米油50ml] 豚肩ロース500g ローズマリー、ローリエなどのハーブ適量

【作り方】
1.
乳酸発酵キャベツを作る。密封保存袋にキャベツと3%の塩水を入れて常温で1〜2日(冬場は5日ほど)置く。気泡が出て漬け込み液が白く濁ってきたら乳酸発酵している。味をみて好みの酸味になったら冷蔵庫で保存(1カ月ほど保存可)。
2.大豆クリームを作る。フードプロセッサー(またはミキサー)に大豆の水煮と米油を入れ、なめらかになるまでかけて大豆クリームを作る(冷蔵庫で1週間ほど保存可)。
3.乳酸発酵キャベツの保存袋の中に豚肉を入れ、空気を抜いて常温で2〜3時間置く。
4.鍋に3とハーブを入れ、豚肉が柔らかくなるまで煮込む。
5.4を汁ごと皿に盛り、大豆クリームを添える。

漬けた液は、酢も塩も加えなくていいので、そのまま調味料として使える。
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