“老け” は手に現れるから。今すぐ若返る、プロのお手入れ。

日々の水仕事の後や、乾燥が気になるときには、保湿ケアを。実は、ハンドクリームが苦手だという錦織さんが目をつけたのは、薬局などで手に入るグリセリン。

「グリセリンは多くの化粧水に使われている保湿作用の強い成分です。少量を手にとって乳化させるようになじませると、すごくしっとりします」

金子さんは、自らプロデュースするボディ化粧品を、手にもルーティンで使用する。

「基本は化粧水、角質ケア、そして美容液の3点セットです。ハンドクリームは何よりも塗り方が大事です。塗り忘れがちなところのケアで差がつきます」

下のコラムを参考に、効果の上がる使い方を習得しよう。

ハンドクリームは香り、テクスチャーなどによって好みのものを選んでよい。大切なのは何よりも塗り方。基本は手のひらに取ってゆっくり温めてから全体にのばす。そして、塗り残しをなくす。塗り忘れやすいのは、指先、水かき、そして、金子さんが「手の目尻」と呼んでいる指の関節のシワの3カ所だ。水かきから指先まで1本ずつ丁寧に、指を曲げて関節のシワに塗り込むようにしよう。これでマイナス5歳の手も夢じゃない!