一日に何度となく洗う手。とにかくやさしく洗うことを心がけよう。
「両手をゴシゴシ擦り合わせて洗うと、肌に微細な傷ができ、乾燥しやすくなります。肌の脂分の落としすぎにも注意しましょう。洗ったあとの肌触りがしっとりしているかどうかを常に確かめて。私はキュッキュッとつっぱりすぎない石鹼を選んでいます」
と言う金子エミさん。熱めのお湯で洗うことも乾燥の原因になるので、36度程度のぬるま湯、もしくは水で洗う。また、拭き方にも気をつける。吸水性の高い柔らかめのタオルで、擦らず押さえるように。
「水が蒸発するときに肌の水分も失われるので、指先なども拭き残さないよう、丁寧に拭きます」
錦織なつみさんも、低刺激の石鹼でやさしく洗うのが基本と話す。
「爪などの細かい汚れには棕櫚のたわしが便利です。軽くマッサージをすると血行もよくなります」