ファッション

夏に被りたい帽子の選び方。

素敵に見せたいけれどなかなか自信がもてない帽子。「浮かない」ための選び方を考えました。
  • 撮影・徳永彩 スタイリング・田内玲子 ヘア&メイク・星隆士(SIGNO) モデル・田沢美亜

夏に被りたいのはストロー素材と布素材。 上質な素材、パターンの美しさで選ぶ。

「おおげさになってしまいそう」「似合っているか心配」と、被るのになかなか勇気が必要なのが帽子。だがスタイリストの田内玲子さんはこう言う。

「つばが広かったりトップの形が深いと派手そうに見えて敬遠しがちですが、だからといって、無難なデザインだけで選ぶとカジュアルすぎて子どもっぽくなってしまいます。帽子で重要なのはパターンの美しさと仕立てのよさ。『この形、きれい!』と感じて手にとった帽子を被ってみてください」

帽子1万8000円(キジマ タカユキ)、ワン ピース4万6000円(メドモアゼル/共に ハウス オブ ロータス 二子玉川店☎︎03・ 6431・0917)

メンズの帽子を作っていたブランドならではの名品。

いま注目の「キジマ タカユキ」の帽子。気品漂うデザインと、しっかりした作りが魅力。トップの内部にメッシュが貼ってあり実用にも配慮。

白カプリーヌ2万1000円(スグリ/プレ インピープル青山☎03・6419・0978)  黒(綿麻)8,800円(アデュー トリステス ロワジール代官山アドレス・ディセ店☎︎03・3770・2605) ジュート8,800円(ア デュー トリステス☎︎03・6861・7658)

ワンピースやロングスカートに被りたい布の帽子。

シックな雰囲気の布帽子。つばが広いタイプは、張りのある生地を選ぶこと。狭いものはトップとのバランスの美しいものを。

帽子3万9000円(ヨシエ イナバ☎︎03・68 61・7678) コート〈4月上旬発売〉6万5000円、Tシャツ6,000円(共にアニエスべ ー☎︎03・6229・5800) リング5万9000 円(ウッターズ&ヘンドリックス/アッシ ュ・ぺー・フランス本社☎︎03・5778・2022)

つばの広い帽子は角度を調整できるものをおすすめ。

うれしい機能がふたつ。つばの裏がベージュ系で顔を明るく見せてくれるのと、ワイヤー内蔵なのでちょうどいい角度をキープできる。

フェザーバンドヘンプハット6万2000円 (フィル ハッツ/アパルトモン 青山店☎ 03・5778・4919) カゴ13万円(スワンプ ロード バスケット/トゥモローランド☎︎0120・983・511)

実用とデザインに優れたヘンプ素材のストローハット。

麻の一種で、丈夫で吸汗性と速乾性に優れたヘンプで作られたストローハット。色合いが美しいフェザーのバンドもおしゃれ。

帽子3万6000円、ブラウス3万6000円 (共にミナ ペルホネン☎︎03・5793・3700)

正統派のパナマ帽にリボンの色と白鳥の飾りで甘さをプラス。

上質な素材を使った中折れのパナマ帽。サックス色のリボンと白鳥のワッペンがメンズテイストを緩和してくれるので、ブラウスやワンピースに。

グレイ2万8000円(ミュール バウワー/ アッシュ・ぺー・フランス本社) ネイビー(ペーパー)1万8000円(wb☎︎03・6861・ 7688)

クールな大人っぽさが魅力、夏用のソフト帽。

中折れのソフト帽はベーシックなアイテム。夏ならパナマ素材やストロー素材がおすすめ。濃い色を選ぶなら、黒でなくネイビーが顔になじみやすい。

『クロワッサン』945号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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