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【低金利でも諦めない】銀行預金で確実に貯めるワザ。

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この超低金利時代、銀行預金に期待できないからと、口座管理をまったくしていないという人も多いのでは?

けれど、元金保証で堅実に利息のつく定期預金は庶民の味方。少しでも利息を多く、賢く貯蓄を増やす方法を、ファイナンシャルプランナーの坂本綾子さんに伺いました。

2つの口座でお金を管理

「まずは昔からずっと利用している口座を見直す必要があります」

チェックすべきは使用口座が総合口座になっているかどうか。

「普通預金と定期預金など各種取引を一括管理できる総合口座へ切り替えてください。そのうえで、たとえばみずほ銀行ならみずほマイレージクラブ、三菱東京UFJ銀行ならメンバンクプラスなど、一定条件を満たすとコンビニATMの利用手数料や、他行への振込手数料が一定回数無料になったりというサービスの申し込みをしましょう」

おすすめの生活口座+貯蓄口座

その際、あちこちに複数の口座を持っている人は整理すること。

「給与振込はローン、生活費の出し入れをする英活口座と貯蓄のための口座2つに絞ると家計の把握もぐんとラクになります」

問題はその口座の組合わせですが、坂本さんのおすすめは、頻繁に使用する生活口座は都市銀行や地方銀行などサービスの幅が広い銀行。そして貯蓄口座は生活口座との相性の良さを考慮して選ぶといいそう。

「相性の良さというのは、コンビ二のATMをどちらの銀行からでも無料で使えるかどうか。双方無料だとお金の移動に手数料という無駄が発生しません」

坂本さんが注目している貯蓄口座は、地方銀行のインターネット支店やインターネット専業銀行。

「地銀のネット支店は1年ものの定期預金の金利が都市銀行より大幅に有利です。またネット専業銀行も地銀のネット支店に及ばないまでも金利が高く、毎月一定金額を他行から手数料無料で振り込めるサービスを利用すれば積み立て預金もできます」

家賃、給与の振込、食費、学費など生活に必要なお金の出し入れはなるべく1つの生活口座に集中させ、都市銀行、ゆうちょ銀行、地方銀行など店舗のある銀行に生活口座を。

家賃、給与の振込、食費、学費など生活に必要なお金の出し入れはなるべく1つの生活口座に集中させ、都市銀行、ゆうちょ銀行、地方銀行など店舗のある銀行に生活口座を。

『クロワッサン』895号(2015年2月25日号)より

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