ビューティー

[後編]実践!1日10分で若々しい顔になる、
是枝式「デンタル美顔」

前編で井原裕子さんがチャレンジした是枝式「デンタル美顔」のメソッドを具体的に紹介!

1.顔の下半身の筋肉や、頭部の筋肉をほぐす。

【モダイオラスとは?】口角の横でほうれい線の延長線上、えくぼのできる位置にある、筋肉が集まるポイントが〝モダイオラス〞。モダイオラスをマッサージすると、そこに結び ついている筋肉が一気にほぐれ、顔の筋トレがしや すくなる。
【モダイオラスマッサージ】 右手の親指を口に入れ、左頬内側からモダイオラス にあてる。触ったときにゴリゴリで硬いと、筋肉が 動かしにくい。人差し指を頬に当て、親指と人差し 指でモダイオラスを挟み、挟んだ手を上下に動かし ながら 30 秒しっかりほぐす。反対側も同様に。
【咬筋マッサージ】 次は、頬骨の少し下の部分を刺激して咬筋をマッサ ージ。口に入れた親指を頬骨があたるところまで上 に動かし、親指と人差し指で頬を挟んで、上下に揺らしながら 30 秒もみほぐす。特に硬いところは、念 入りに。反対側も同様に。
【側頭筋マッサージ】そして咬筋とつながる頭の側面にある側頭筋をほぐ す。耳の上、こめかみの少し後ろに指をあて、頭を つかむように指の腹で頭を押す。力を入れたり抜い たりしながら、頭の側面を指の腹で 30 秒もみほぐし、 頭の筋肉のコリをとる。

2.「チークアップ エクササイズ」で頬の筋肉を鍛える。

【アウトサイドチークアップ】 人差し指の指先が目尻下にくるよう指の腹 側面をあてる。あてた指を持ち上げるよう 頬を斜め上に引き上げ、口を左右と上下に 開いて「あ~」と声を出す。上の歯8本が見 えるように上唇と口角を引き上げる。これ を20回行う。
【センターチークアップ】人差し指の指先が黒目の下にくるように指 を移動する。頬の真ん中を黒目のほうに引 き上げるようにしながら、上唇をしっかり 上げ、上の歯の下端のラインが下唇に軽く 触れる状態で「い~」と発音する。頬の筋肉 を縦に使って、指を真上に持ち上げること を意識して。頬を真上に持ち上げる動きを 20回行う。
【インサイドチークアップ】人差し指の指先を鼻筋に、指の腹を鼻に沿 うようあてる。上下の唇を前に突き出すよ うに「う~」と発音しながら、鼻に沿った頬 の内側の筋肉を引き上げる。上唇を鼻に引 き上げるように突き出し、上の前歯が2本 見えるくらいに口を開く。頬の内側の筋肉 を真上に上げる動きを20回行う。

3「チュートレ」で、上唇の筋肉を鍛え、ぷっくり唇に。

上唇を動かす感覚をつかむために、まずは 唇を前に突き出す練習。〝ピヨピヨ〞と発音 するように「ピ」で唇をすぼめて前に突き出 し、「ヨ」で小さく口角を横に引く。この動 きを細かく繰り返す。
「ピ」のときにできる だけ口をすぼめるのがポイント。これを20 回繰り返す。

4「舌出しエクササイズ」で首周りの筋肉を鍛え、すっきりフェイスラインに。

【舌出しエクササイズ】姿勢を正し、両ひじを横に張る。そして胸の前で両手 を合わせたら、舌を思い切り前に突き出し、上に持ち 上げる。鏡を見ながら、首の左右に縦の筋が出るくら い、舌を上に上げる。これを20回繰り返す。

仕上げは頬の一番高い部分にチークを入れ「瞬間美人顔」!

【20%】キュッと口角を上げ、頬の筋肉も 「 上へ」を意識した自然な美人顔。

頬の一番高い部分にチークを入れたら、チュートレのときの上唇の動かし方とチークアップ エクササイズの頬の筋肉の使い方を思い出し、スマイル。

【60%】次に歯を見せて、顔の筋肉使用量 60%の〝母性に満ちたモテ笑顔〞。

上の歯の下端と下唇が沿っているのが美しいスマイルライン。下の歯が見えると老けた印象になるので注意して。歯茎も見えないよう、スマイル。

【100%】そして顔の筋肉使用量100%で、 華やかな、幸せを呼ぶ笑顔。

最後に上の歯8本分が見えるような、最高レベルのスマイルを。この「笑顔の三段活用」で、幸せ笑顔を顔に定着させる。

『クロワッサン』930号より

●是枝伸子さん 歯科医、デンタル美顔®プロデューサー/アクアタウン歯科クリニック副院長。歯科医の立場から独自の「デンタル美顔」®を確立

前編はこちら。 顔の「下半身」を鍛えて、若々しい美人顔に

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