身長が低い人の間で一番共感し合えるのが、似合うパンツがないこと。
パンツを補正してもらったあと、「あれ? サービスの雑巾かな?」と思うほど、長い切れ端を渡されます。丈がぴったり合うことは奇跡でしかありません。
他にも昔流行ったブーツカットタイプ。こちらも補正し終わると、「あれ? ストレートデニムだったかな?」と、裾のフレアが台無しになるほど裾をカットする羽目になったり……パンツにまつわる悲しいあるある話はいくらでもお話することができます。
さらに個人的な話をすると、脚が短く太いため(涙)、ストレートパンツやスキニーも似合いません。
開き直ってほぼスカート生活なのですが、取材や撮影など、足さばきを気にしていられない場面にはやっぱりパンツが必要なのです。
ずっと似合うパンツ探しについて考えていたとき、骨格診断という、人の骨格から似合う服のシルエットの診断をしてくれる診断士の方に取材をする機会が。取材の合間に、154cmの肉づきのいい体型にはどんなパンツが似合うかを聞いてみると、「ワイドパンツがおすすめですよ。体型もカバーしてくれるし」とのこと。