かつて古着店を経営し、現在は自身のブランドでデザイナーを務める山瀬公子さん。ビンテージクローズと現代の服を組み合わせた、シックでチャーミングな装いが印象的だ。
「基本はトラディショナルに、少しモード感をプラスした服が好きですね。でもたまに、どこに着て行ったらいいのかわからないような、非日常的な服を着るのも、わくわくします」
柄物や色の際立つ服、ユニークなデザインなども、臆せず、取り入れていきたいと言う。
「削ぎ落とした美もありますが、私はあれこれオンして、いつまでもファッションを楽しみたいんです。人に不快感を与えない装いであることは大切ですが、年齢がどうとか、流行がどうとか、人目を気にしているひまはありませんよね。我が道を行きたいし、行っていい年齢になったかな、と思います」