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人気ガラス作家が初の大型個展「 時の花 – イイノナホ展 – 」を開催中。

東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、人気ガラス作家イイノナホ氏の初の大型個展「 時の花 - イイノナホ展 - 」が2月17日(日)まで開催。

取材・撮影/クロワッサン オンライン編集部

1993年よりガラス工芸を始め、2008年にガラス工房「OoL」設立。現在は国内外の住宅や店舗、美術館向けにシャンデリアなどを手がけているガラス作家 イイノナホ氏が、初の大型個展を東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、2 月 17 日(日)まで開催中。

小学生のころ、ガラスのビー玉をエポキシ接着剤でつけて作った作品が、東京都の工作展に入選したことをきっかけにガラス作品の制作をはじめる。武蔵野美術大学を卒業後、シアトルのガラススクールで学んだ後、「イイノナホグラスガーデン」を設立。個展を中心に制作活動を続けている。全て手吹きで制作されている作品は、繊細で優美ながらも、手作業ならではの暖かさが人気を集めている。

今回の展覧会タイトル「時の花」は、その時を盛りに咲く花という意味を持つ古い言葉。
『全てのものは変化し続けて、同じところにとどまることはなく、その時々に精一杯咲いている花と自分とが重なる』というイイノ氏の想いが込められている。

新作「時の花」は、今回の個展が初公開。構想から1年半。淡路島の鍛治職人と協力しながら作り上げ、イイノ氏の作品史上、最も大きな作品となった。

「時の花」2018年
「時の花」2018年
「時の花」2018年
「時の花」2018年
「時の花」2018年
「時の花」2018年

「最近は美意識の最もたるところを意識した作品作りをしている。特に光の美しさについて考えることが多く、光とガラスという存在が似ていると感じています。ガラス作品で光を表現していきたいですね」と話すイイノ氏。

「時の花」以外の新作もみられる今回の展覧会。ぜひイイノナホワールドに浸ってほしい。

「very sweet -multi color-」2005年
「very sweet -multi color-」2005年
新作「TAO」2018
新作「TAO」2018
手前から奥まで全て新作
手前から奥まで全て新作
「球を運ぶ女」2014年
「球を運ぶ女」2014年
「very sweet -multi color-」2005年
新作「TAO」2018
手前から奥まで全て新作
「球を運ぶ女」2014年

時の花 – イイノナホ展 –
会 期:開催中〜2 月 17 日(日)
※会期中無休
開館時間:11:00 – 20:00 (入場は19:30まで)
入 場 料:無料
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス
〒104-0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3 階)
アクセス:東京メトロ 銀座一丁目駅 7 番出口すぐ / 東京メトロ 銀座駅 A9 番出口から徒歩 6 分
主 催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス

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