【チームラボ】作品の中に入り込む、話題の超巨大なデジタルアート。
撮影・土佐麻理子 文・新田草子
エンターテインメント性の高いデジタルアートとして注目されているのが、プログラマーやエンジニア、数学者など多分野の専門家で構成された集団「チームラボ」の作品。2つの巨大な展示が東京都内で開催されていると聞き、訪れてみた。
まずは新豊洲の「チームラボ プラネッツ TOKYO」。入り口にあるロッカーに荷物と靴を預けて裸足で入館すると、そこから先はユニークな体験の連続。刺激によって色を変える、光る球体に埋めつくされた空間。水面を光の鯉が泳ぎ回る作品では、水の中を歩くと脚に触れた鯉が花に変わっていく。
お台場の「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」はデジタルアートに覆われた迷路のような巨大空間。新たな身体感覚を得られるアスレチックは、ほかにはない試みだ。
どちらの展示も、自分が作品の中に溶け込むような錯覚が新鮮。テーマパークのように楽しめる、次世代アートと言えそうだ。
チームラボ プラネッツ TOKYO
2年前も好評だった展示がさらに進化、裸足で体験する驚きの没入空間。
東京都江東区豊洲6-1-16 チームラボ プラネッツ TOKYO
平日・日曜・祝日9時〜23時30分(最終入場22時)、金曜・土曜・祝前日9時〜24時(最終入場23時)※時期によって変更あり 無休(不定休あり)
入場料(大人)3,200円 2020年秋までの限定開催。
問:DMMサポートセンター https://inquiry.dmm.com/subject/303
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス
体と作品との境界を曖昧にすることで、世界との新たな関わり方を提案。
東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
TEL:03-6406-3949(10時〜18時)
月曜〜木曜・日曜・祝日10時〜19時、金曜・土曜・祝前日10時〜21時 第2・4火曜休
入場料(大人)3,200円
『クロワッサン』983号より
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