【料理研究家・今井亮さんの蒸籠レシピ③】パンや豆腐などの食材も、蒸して引き出す未知の味わい
撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 構成&文・堀越和幸
「食材は野菜をはじめとして、魚でも肉でも冷たいご飯でも何でもいけます。加水をしない調理法だから、食材そのものの味が最大限に味わえる。普段の焼く、煮る、揚げる……のお料理に、ぜひ“蒸す”も加えてほしいです」
そう語るのは料理研究家の今井亮さんだ。蒸し時間の目安は10分ほど。
今回、今井さんが紹介してくれたのは、そんな蒸籠のメリットを活かした食事の支度を楽にするアイデアだ。
パンと蒸し野菜
【材料】
厚切りバゲット…3切れ
キャベツ…1/8玉
じゃがいも…1個
玉ねぎ…1/2個
【作り方】
1. バゲットは5cm厚さに切る。じゃがいもは皮をむき、1cm厚さに切る。玉ねぎは2等分のくし形に切る。
2. 蒸籠をオーブンペーパー2枚で仕切る。片方にバゲット、もう片方にキャベツ、じゃがいも、玉ねぎを入れる。
3. 蒸籠の蓋をし、中火で沸騰させた鍋にのせ10分蒸す。好みのタレを添える。
バゲットと野菜の組み合わせは、これもある意味ワンプレート。「パンは蒸すことで、驚くほどモチッとした食感になります。朝のトーストに飽きたら蒸す。そんな変化を取り入れては?」
豆腐ときのこの蒸しもの
【材料】
木綿豆腐…1丁
しめじ…50g
エリンギ…50g
【作り方】
1. 木綿豆腐は水けを軽くふいて器にのせる。しめじはほぐし、エリンギは一口大に切って豆腐の横にのせる。
2. ①の器を蒸籠に入れて蓋をし、中火で沸騰させた鍋にのせ10分蒸す。好みのタレを添える。
蒸した豆腐の柔らかさは格別だ。「余計な水分が抜けてフワフワになりますよね。皿ごと蒸して、味の出た水分をきのこに吸わせるとまた美味しい。湯豆腐の蒸しバージョン、ぜひお試しを」
蒸し料理の味わいをさらに引き立てる、3種万能だれを作る
下に紹介したのは、塩、醤油、みそをベースにした3種のたれ。「切って混ぜるという簡単レシピ。どの料理にも、お好みでどうぞ!」
ねぎ生姜だれ(塩味)
【材料】
長ねぎのみじん切り…1/2本分
生姜みじん切り…1かけ分
塩…小さじ1/3
砂糖…小さじ1/4
オリーブ油…大さじ1
ニラ醤油だれ(醤油味)
【材料】
ニラ小口切り…1/2束分
醤油…大さじ1
オイスターソース…大さじ1
酢…大さじ1
砂糖…小さじ1
ごま油…小さじ1
ナッツみそだれ(みそ味)
【材料】
刻んだ胡桃…20g
みそ…大さじ2
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1
ごま油…大さじ1
『クロワッサン』1164号より
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