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『豊臣兄弟!』展が名古屋からスタート。 秀吉・秀長とゆかりの人々の貴重な品から時代の風を感じよう

NHK大河ドラマ特別展『豊臣兄弟!』が、名古屋の徳川美術館で開催中。今年の大河ドラマの主人公・豊臣秀長を軸に、兄の豊臣秀吉、ふたりの主君織田信長、臣従させた徳川家康、そして家臣や家族にゆかりの貴重な品々が一堂に揃っています。

文・クロワッサン編集部

会場にはドラマの登場人物と一緒に撮れるインスタスポットも
会場にはドラマの登場人物と一緒に撮れるインスタスポットも

今年2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公は、「もし彼が長生きしていたら豊臣家の天下は安泰だった」と語られるほどの知将・豊臣秀長。天下統一を果たした兄・秀吉の補佐役として力を尽くした人物です。秀長自身が「内々の儀は(千)利休、公儀の事は秀長」の言葉を残していることからも兄弟の強い結びつきが伺えます。

兄弟の肖像画に豪華な図屏風、秀長や秀吉、家康による直筆の書状(手紙)、鎧や刀が多数展示。書状の筆の運びや言葉選びに、それぞれの人柄を想像してみたい。愛用の風呂道具や茶道具は、あの時代に確かに生きたふたりの立ちふるまいが目に浮かぶよう。いつか大河ドラマの場面に出てくるかも……? 音声ガイドのナビゲーターは秀長役の仲野太賀さん。BGMにドラマの劇伴も流れ、没入感たっぷりの鑑賞体験が楽しめます。

会場でひときわ目を引くのは、大きな兎の耳のような長い飾り(纓・えい)をつけた大兜、「唐冠形兜(とうかんなりかぶと)」。秀長の重臣・藤堂高虎が秀吉から拝領したというもの。纓は片方だけで約88cmの長さがあり、堂々たる存在感。これもいつかドラマの中で観ることができるかも。是非、実物を見ておきたいものです。

大和郡山市指定文化財 豊臣秀長像(天明8年・1788年、奈良・春岳院蔵/前期展示)
大和郡山市指定文化財 豊臣秀長像(天明8年・1788年、奈良・春岳院蔵/前期展示)
重要文化財 豊臣秀吉像(桃山〜江戸時代・17世紀、京都・高台寺蔵/前期展示)
重要文化財 豊臣秀吉像(桃山〜江戸時代・17世紀、京都・高台寺蔵/前期展示)
織田信長像(江戸時代、兵庫県立歴史博物館蔵)
織田信長像(江戸時代、兵庫県立歴史博物館蔵)
京・大坂図屏風(江戸時代・17世紀、大阪歴史博物館蔵)
京・大坂図屏風(江戸時代・17世紀、大阪歴史博物館蔵)
徳川家康書状(天正12年・1584年、愛知・徳川美術館蔵)秀吉に勝利したことを織田信長の次男、信雄に報告した手紙
徳川家康書状(天正12年・1584年、愛知・徳川美術館蔵)秀吉に勝利したことを織田信長の次男、信雄に報告した手紙
羽柴秀長書状 小早川左衛門佐宛(天正13年・1585年、文化庁蔵)秀長が小早川隆景に宛てた手紙。伊予が隆景に与えられたことを寿ぎ、自分が大和郡山を治めることになった旨を伝える
羽柴秀長書状 小早川左衛門佐宛(天正13年・1585年、文化庁蔵)秀長が小早川隆景に宛てた手紙。伊予が隆景に与えられたことを寿ぎ、自分が大和郡山を治めることになった旨を伝える
豊臣秀吉消息 おちゃちゃ宛(桃山時代・16世紀、東京・五島美術館蔵)茶々や「わかぎみ」(息子の鶴松)を心配する秀吉の手紙。<わかぎみ 冷やし候はんよう(冷やさないように)>と書かれている。秀吉自らの署名は<てんか(殿下)>
豊臣秀吉消息 おちゃちゃ宛(桃山時代・16世紀、東京・五島美術館蔵)茶々や「わかぎみ」(息子の鶴松)を心配する秀吉の手紙。<わかぎみ 冷やし候はんよう(冷やさないように)>と書かれている。秀吉自らの署名は<てんか(殿下)>
愛知県指定文化財 黒塗菊桐紋蒔絵風呂道具(桃山時代・16世紀、愛知・犬山城白帝文庫)天正12年・1584年、小牧・長久手の戦いで秀吉が犬山城に入城したときに持参した風呂道具と伝わる。写真中央は風呂桶。タライや柄杓などが揃う
愛知県指定文化財 黒塗菊桐紋蒔絵風呂道具(桃山時代・16世紀、愛知・犬山城白帝文庫)天正12年・1584年、小牧・長久手の戦いで秀吉が犬山城に入城したときに持参した風呂道具と伝わる。写真中央は風呂桶。タライや柄杓などが揃う
肩衝茶入 銘薬師院 豊臣秀長ほか所用(中国・南宋〜元時代・13〜14世紀、兵庫・香雪美術館蔵)希少な秀長の所用とされるもの
肩衝茶入 銘薬師院 豊臣秀長ほか所用(中国・南宋〜元時代・13〜14世紀、兵庫・香雪美術館蔵)希少な秀長の所用とされるもの
三重県指定文化財 藤堂高虎所用(桃山時代、16世紀、三重・伊賀市蔵/後期展示)秀長の家臣、藤堂高虎が秀吉より拝領した兜。高虎は190センチの体躯の持ち主だったと言われている。ドラマでの配役は佳久創さん
三重県指定文化財 藤堂高虎所用(桃山時代、16世紀、三重・伊賀市蔵/後期展示)秀長の家臣、藤堂高虎が秀吉より拝領した兜。高虎は190センチの体躯の持ち主だったと言われている。ドラマでの配役は佳久創さん
重要文化財 刀 無銘一文字(名物 南泉一文字) (鎌倉時代・13世紀、愛知・徳川美術館蔵)秀吉から三男の秀頼、さらに家康の手に渡った名刀
重要文化財 刀 無銘一文字(名物 南泉一文字) (鎌倉時代・13世紀、愛知・徳川美術館蔵)秀吉から三男の秀頼、さらに家康の手に渡った名刀
葵の御紋が輝く徳川美術館
葵の御紋が輝く徳川美術館
大和郡山市指定文化財 豊臣秀長像(天明8年・1788年、奈良・春岳院蔵/前期展示)
重要文化財 豊臣秀吉像(桃山〜江戸時代・17世紀、京都・高台寺蔵/前期展示)
織田信長像(江戸時代、兵庫県立歴史博物館蔵)
京・大坂図屏風(江戸時代・17世紀、大阪歴史博物館蔵)
徳川家康書状(天正12年・1584年、愛知・徳川美術館蔵)秀吉に勝利したことを織田信長の次男、信雄に報告した手紙
羽柴秀長書状 小早川左衛門佐宛(天正13年・1585年、文化庁蔵)秀長が小早川隆景に宛てた手紙。伊予が隆景に与えられたことを寿ぎ、自分が大和郡山を治めることになった旨を伝える
豊臣秀吉消息 おちゃちゃ宛(桃山時代・16世紀、東京・五島美術館蔵)茶々や「わかぎみ」(息子の鶴松)を心配する秀吉の手紙。<わかぎみ 冷やし候はんよう(冷やさないように)>と書かれている。秀吉自らの署名は<てんか(殿下)>
愛知県指定文化財 黒塗菊桐紋蒔絵風呂道具(桃山時代・16世紀、愛知・犬山城白帝文庫)天正12年・1584年、小牧・長久手の戦いで秀吉が犬山城に入城したときに持参した風呂道具と伝わる。写真中央は風呂桶。タライや柄杓などが揃う
肩衝茶入 銘薬師院 豊臣秀長ほか所用(中国・南宋〜元時代・13〜14世紀、兵庫・香雪美術館蔵)希少な秀長の所用とされるもの
三重県指定文化財 藤堂高虎所用(桃山時代、16世紀、三重・伊賀市蔵/後期展示)秀長の家臣、藤堂高虎が秀吉より拝領した兜。高虎は190センチの体躯の持ち主だったと言われている。ドラマでの配役は佳久創さん
重要文化財 刀 無銘一文字(名物 南泉一文字) (鎌倉時代・13世紀、愛知・徳川美術館蔵)秀吉から三男の秀頼、さらに家康の手に渡った名刀
葵の御紋が輝く徳川美術館

〈開催概要〉
NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」
会場:徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
観覧料金:一般2,000円ほか
会期:開催中〜2026年6月14日(日)
※前期日程:〜5月17日(日)、後期日程:5月19日(火)~
開館時間:10時~17時(最終入館16時30分)
休館:月曜(祝日の場合は直後の平日)
公式サイト:https://toyotomi2026.jp
※今後、大阪・東京に巡回予定

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