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90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見

高校卒業以来となる水泳を50歳で再開。累計160以上も世界記録を更新した90歳のスイマー米沢祥子さんに“元気の秘訣”を教えてもらいました。

撮影・青木和義 文・辻さゆり

簡単なものだけど、おかずはたくさん。朝からしっかり食べています

米沢祥子(よねざわ・しょうこ)さん 90歳。1935年、熊本県生まれ。小さい頃から泳ぐのが好きで高校では水泳部に所属。これまでに160以上の世界記録を更新。
仲間と共に、週3でトレーニング──週に3回プールに通い、1日に1時間で約1000メートルを泳ぐ。これまでは主に平泳ぎで大会に出ていたが、今年は4種目100メートルの個人メドレーでの世界記録更新を目指し、バタフライを練習中。「ゴールにタッチしてパッと掲示板を見た時に『世界新記録』って表示されるのがうれしいんです」(米沢さん)
仲間と共に、週3でトレーニング──週に3回プールに通い、1日に1時間で約1000メートルを泳ぐ。これまでは主に平泳ぎで大会に出ていたが、今年は4種目100メートルの個人メドレーでの世界記録更新を目指し、バタフライを練習中。「ゴールにタッチしてパッと掲示板を見た時に『世界新記録』って表示されるのがうれしいんです」(米沢さん)
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見
仲間と共に、週3でトレーニング──週に3回プールに通い、1日に1時間で約1000メートルを泳ぐ。これまでは主に平泳ぎで大会に出ていたが、今年は4種目100メートルの個人メドレーでの世界記録更新を目指し、バタフライを練習中。「ゴールにタッチしてパッと掲示板を見た時に『世界新記録』って表示されるのがうれしいんです」(米沢さん)
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見

ぴんと伸びた背筋に、衰えを知らない肩や腕の筋肉。とても90歳とは思えない米沢祥子さんは50歳の時に久しく遠ざかっていた水泳を再開。高校水泳部時代のクロールに加えて平泳ぎや背泳ぎを習得し、65歳の時にマスターズで世界記録を樹立した。以来、昨年までに更新した世界記録は累計162。現在マンションで一人暮らしという米沢さんの“元気の源”を探るべく、水泳練習と食卓を拝見!

リビングの壁にずらりと飾られているのは、これまでに獲得した金メダル。メダルをかけている棚は亡き夫の手作り
リビングの壁にずらりと飾られているのは、これまでに獲得した金メダル。メダルをかけている棚は亡き夫の手作り

多くが70代以上という水泳チームの仲間が集まったこの日の練習メニューは、クロールから始まって平泳ぎに背泳ぎ、バタフライに至るまで50メートルを計15本! 米沢さんの泳ぎは力強く、高い飛び込み台にもひょいと上がり、飛び込むフォームも華麗だ。

「去年までは人の肩につかまって上がっていたのだけど、ルールが変わって自力で飛び込み台に上がらなくてはならなくなったので、家で椅子を使って上る練習をしています。もたもたしながら上がるのはやっぱり嫌なので」

そんな米沢さんの元気の源は、「作る量も食べる量もすごい!」と周囲が驚く食事だ。

「朝起きて最初に飲むのは小松菜やにんじん、季節の果物に蜂蜜を加えたスムージー。もう15年くらい飲んでいます」

手間がかからないもので無理なく、おいしく──朝食の食卓には常備菜や納豆、卵、佃煮、即席味噌汁など、手軽なものを品数多く。しらすは納豆に入れてカルシウムを摂取
手間がかからないもので無理なく、おいしく──朝食の食卓には常備菜や納豆、卵、佃煮、即席味噌汁など、手軽なものを品数多く。しらすは納豆に入れてカルシウムを摂取
夕食は冷凍しておいた手羽中を焼いたもの、煮卵をのせたサラダ、水泳仲間にもらったマグロの刺身と、こちらもたんぱく質たっぷり
夕食は冷凍しておいた手羽中を焼いたもの、煮卵をのせたサラダ、水泳仲間にもらったマグロの刺身と、こちらもたんぱく質たっぷり
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見
手間がかからないもので無理なく、おいしく──朝食の食卓には常備菜や納豆、卵、佃煮、即席味噌汁など、手軽なものを品数多く。しらすは納豆に入れてカルシウムを摂取
夕食は冷凍しておいた手羽中を焼いたもの、煮卵をのせたサラダ、水泳仲間にもらったマグロの刺身と、こちらもたんぱく質たっぷり
90歳でも華麗にバタフライ! スイマー米沢祥子さんの世界記録を支える食卓を拝見

その上で「しっかり食べる」という朝食は、焼いておいた鮭やしらす、納豆、卵とたんぱく質がたっぷり。とはいえ、市販の佃煮や惣菜も並び、味噌汁は即席のもの。魚の缶詰も常備し、火を使わなくても完成する料理がほとんど。夕食も肉や魚が中心で、冷凍しておいた手羽中を焼いたり、煮卵を多めに作っておいてサラダに加えたりと、手間をかけずに無理なく栄養が摂れるものを心がけている。

時には水泳仲間が惣菜や刺身を持ってきてくれて一緒に食事をすることも。

「水泳の魅力は相手を打ち負かすのではなく自分だけで戦えるところ。だけど一人でプールに行って帰るだけじゃつまらない。仲間がいるから今日もプールに行こうと思うし、おしゃべりすると元気になれる。みんなと飲みに行く時は二次会も絶対に断りません(笑)」

テレビタイムはステッパーでながら運動──プール練習がない日は、孫たちが買ってくれたステッパーで、テレビでスポーツ観戦をしながらトレーニング。目標は両足各50回。78歳の時に脊柱管狭窄症の手術を受けたとは思えないほど踏み込む姿は軽やか
テレビタイムはステッパーでながら運動──プール練習がない日は、孫たちが買ってくれたステッパーで、テレビでスポーツ観戦をしながらトレーニング。目標は両足各50回。78歳の時に脊柱管狭窄症の手術を受けたとは思えないほど踏み込む姿は軽やか

『クロワッサン』1157号より

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