Q 大人数、複数家族で泊まれる一棟貸しスタイルなら？──ホテル好きが厳選した3軒

「かつて豪農が所有していた古⺠家を再生させた、1日1組の一棟貸しの宿。”米どころ”らしい稲田が目の前に広がる露天風呂からの眺めは圧巻。そして朝のお楽しみは、邸内のキッチンで炊いてくれる土鍋ご飯！ もう少し奮発して、本館の〈里山十帖〉での夕食と新潟の地酒もぜひ堪能していただきたい」（藤森陽子さん）

「広大な敷地内に点在する独立型ヴィラは、プライベート感たっぷりで、まるで別荘で過ごすように滞在できるのが魅力。客室にシェフを呼んで目の前で調理をしてもらうといった、ホテルならではのおもてなしも。リゾート感と自宅のような落ち着き、両方を味わえる”いいとこ取り”のホテルです」（武田雅樹さん）

「若狭湾から京都へと続く”鯖街道”の宿場町、熊川宿。その伝建地区に残る築100年ほどの古民家をリノベーションした4つの棟は、それぞれに個性が異なります。おすすめは土蔵を生かした落ち着く空間の〈やまね〉。食事は朝夕、近隣農家の野菜や米、若狭湾の海の幸などを使った料理を届けてくれます」（のかたあきこさん）