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ふんわり、もっちり、お豆腐ときな粉のドーナツ【イソフラボンたっぷりおやつ】

女性ホルモンを補う効果があると言われている大豆イソフラボン。女性にとっては頼もしい食材ですよね。ここでは、お豆腐やおから、豆乳など大豆製品を使ったおやつの作り方を地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。

レシピ提供:中村恭子

ふんわり、もっちり、お豆腐ときな粉のドーナツ【イソフラボンたっぷりおやつ】

今回は生地にお豆腐、仕上げにきな粉をまぶしたリングドーナツのレシピをご紹介します。

美味しく仕上げるポイントは揚げ油。

一つ目は新鮮な油を使うこと。
油は調味料の中でも高価なため、ついついリユースしがちなのですが、一度揚げ物に使用した油は酸化しているので、健康面でも風味の面でもよくありません。深さのある鍋にたっぷりの新鮮な油で揚げることが理想ですが、ここでは油を節約したい方のために、少量の油で揚げるコツもお伝えしていきますね。

二つ目は適温で揚げること。
揚げる温度が低すぎると油っぽい仕上がりに、高すぎると色づきが早く中身が生揚げになってしまいます。また一度に全部揚げずに鍋の面積の半分を目安にして小分けに揚げると適温を保つことができます。
揚げ物に慣れていない方は、温度調節のできるコンロや調理用温度計を使って温度管理をすると良いですよ。

お豆腐ときな粉のドーナツ

〈材料〉4個分
A
1 薄力粉 130g
2 甜菜糖  20g〜
3 自然塩  ひとつまみ
4 ベーキングパウダー 5g(小さじ1)

B
5 絹ごし豆腐 100g(1/4丁)〜
6 太白ごま油 小さじ2
7 バニラエキストラクト 小さじ1
揚げ油 適量

仕上げ 
きな粉 (甜菜糖と自然塩でお好みの味に調整する)

〈使う道具類〉

ボウル 2つ
ホイッパー、ゴムベラ、
フライパン(または天ぷら鍋)
揚げ網、菜箸など揚げる際に必要なもの

〈作り方〉
1. Aの材料をホイッパーでよく混ぜ合わせる。続いてBの材料を全てなめらかになるまでよく混ぜる。
2. AとBを合わせてゴムベラで混ぜ合わせひとまとまりにしたら手でこねて丸める。生地が手についてこねにくい場合は打ち粉をすると良い。

こねあがりの状態。こねすぎると生地が硬くなるので注意。
こねあがりの状態。こねすぎると生地が硬くなるので注意。

3. 4分割にして丸めて30分ほど生地を休ませる。乾燥しないようにボウルを逆さまにしてかぶせておくと良い。
4.丸めた生地の中央に指を入れて広げ8cm角に切ったクッキングシートの上に載せる。

5.フライパンまたは鍋に、揚げ油を1.5cmほど注ぎ入れ175度前後に熱してから4の生地をクッキング…

5.フライパンまたは鍋に、揚げ油を1.5cmほど注ぎ入れ175度前後に熱してから4の生地をクッキングシートの方を下にして入れ片面2〜3分づつ揚げる。
生地をクッキングシートに乗せて揚げることで、少ない油でも鍋底にくっつかない。穴の縮みを防ぐためには穴を開けてから少し時間を置いて揚げると良い。

6.油を切った後、熱いうちに仕上げのきな粉をまぶす。

ふんわり、もっちり、お豆腐ときな粉のドーナツ【イソフラボンたっぷりおやつ】

イソフラボンたっぷりおやつについて

大豆イソフラボンを美味しくおやつから摂りたいという方に、体にいいおやつレシピを紹介する連載。動物性食品を控えているという方向けに、ヴィーガンに対応したものもご紹介していきますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

中村恭子●地産地消料理研究家/日本和装教育協会師範 都内の料理教室で講師を務めながらマクロビオティッ…

中村恭子●地産地消料理研究家/日本和装教育協会師範
都内の料理教室で講師を務めながらマクロビオティックを学び2011年に信州へ移住、地産地消の暮らしを実践している。以後、生活習慣病予防をサポートする健康管理士の資格を活かし料理研究家として独立。
ヘルスケア関連のレシピや商品開発に関わる他、地産地消に根ざした食材を使ったメニュー・商品開発に関わる。主宰する一般社団法人蓼科塾では大人のための食育セミナー「食べ方講座」を開講。また日本の地産地消に根ざした食及び食育を専門とし企業のアドバイザーを務めている。

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