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ホテルジャーナリストのせきねきょうこさんが手みやげに推薦!『根元 八幡屋礒五郎』の「七味唐からしの種、さんしょうの種、ガラム・マサラの種」

撮影・黒川ひろみ 文・辻さゆり

小粒ながらピリリとした風味が癖になる3種の味。

写真は左から、ミックススパイスを絡めた「ガラム・マサラの種」(324円)、「七味唐からしの種」(292円)、 「さんしょうの種」(346円)。ほかに辛さがワンランク上の「バードアイの種」(324円)もある。各60g入り。オンラインショップでも販売。
写真は左から、ミックススパイスを絡めた「ガラム・マサラの種」(324円)、「七味唐からしの種」(292円)、 「さんしょうの種」(346円)。ほかに辛さがワンランク上の「バードアイの種」(324円)もある。各60g入り。オンラインショップでも販売。

長野県の安曇野に居を移したホテルジャーナリスト、せきねきょうこさんが最近よく手みやげにしているのは、長野市に本店を持つ『八幡屋礒五郎』の米菓だ。

「東京まで3時間近く電車に乗るので、途中でおなかがすくなあと思って松本駅の売店に立ち寄ったのがきっかけです。まず『さんしょう』を買って気に入り、『七味唐からし』『ガラム・マサラ』も試しました。以来、手みやげにする時は、きれいな袋を持って行き、この3種類をセットにして入れて渡しています」

埼玉県出身だけに「お煎餅抜きの人生は考えられない」というほどの煎餅好き。

「移住する時の心配が、おいしいお煎餅が食べられなくなること。だからこれを見つけた時はうれしかったですね」

『八幡屋礒五郎』は1736年に善光寺の境内で七味唐辛子の販売を始めたという老舗。「八幡屋礒五郎の種」シリーズは、国産のうるち米を焼き上げ、七味唐辛子や山椒、ミックススパイスなどの調味料をからめたものだ。

「東京に住んでいた頃と今とでは、持って行く手みやげも変わりました。今は地元で作られているもの、地元の人気商品で、日本や世界に飛び出していけるようなものを選び、長野の良さを発信していけたらいいなと思っています」

海外に行くことも多いせきねさん。日本からはどんな手みやげを?

「よく持って行くのは風呂敷ですね。軽いし、スカーフにもなるので。特にシルクのものは喜ばれます」

世界各国をくまなく訪れているが、ずっと行きたいと思いながらまだ果たせていないのがパタゴニアだそう。

「永遠の憧れの場所です。寒いところだから、いつか行くことになったら、体を温めるために大ぶりの風呂敷を買って肩に巻き付け、『七味唐からしの種』を持って行こうかな(笑)」

ホテルジャーナリストのせきねきょうこさんが手みやげに推薦!『根元 八幡屋礒五郎』の「七味唐からしの種、さんしょうの種、ガラム・マサラの種」

●根元 八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)[本店]
長野市大門町83 
TEL.026・232・8277
営業時間:9時〜18時30分、無休。
https://shop.yawataya.co.jp

  • せきねきょうこ

    せきねきょうこ さん

    ホテルジャーナリスト

    フランスの大学に留学後、スイスでのホテル暮らしを経て1994年から現職。雑誌・新聞での執筆のほか、ホテル・旅館のアドバイザーも。『麗し日本旅、星野リゾート10の物語』(講談社)など著書多数。

『クロワッサン』1102号より

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