白崎茶会の「基本の酒粕発酵パン」で作る、酒粕ブール。
一つのボウルでパン生地ができる、超かんたんなレシピ。
昔ながらの地粉と発酵食品で作る、安心でおいしい、毎日食べたくなるパンです。
昔ながらの地粉と発酵食品で作る、安心でおいしい、毎日食べたくなるパンです。
撮影・森山祐子、青木和義(人物) スタイリング・中里真理子 構成&文・越川典子
フランスにバゲットがあるように、ドイツに黒パンがあるように、日本にも地粉を使ったパンがあっていい。そんな発想から白崎さんが「地粉パン」レシピを考案したのが20年前。
「地粉とは、昔から各地方で栽培されていた小麦で作るうどん粉のこと。うどんはもちろん、天ぷら、おやき、蒸しパン、焼き菓子まで、日本人は地粉で作っていました。今回、タンパク質量9%ほどの地粉で作りましたが、含有量がもっと低い場合は、水の量を少し減らしてみてくださいね」
今が旬の酒粕との相性は抜群。
「かんたんで失敗しないレシピ。ふんわり、もっちりの食感を楽しめます」
【 基本の酒粕パン生地 】
【材料(作りやすい分量)】
A[酒粕 25g、湯(50度)150g、てんさい糖 10g]
ドライ酵母 小さじ1/3(1g)
地粉 250g
海塩 5g
植物油 15g
酒粕ブール
フランス語で「ボール、球体」を意味するブール。言葉どおり、丸い形をしたパンのことです。基本の酒粕パン生地を二次発酵させて焼くだけ。外側もやわらかく、中はふわもち。毎日食べたくなる味わいです。
【材料】
基本の酒粕パン生地レシピ量
植物油 少々
『クロワッサン』1087号より