オートミールがダイエットの最強食材と呼ばれるのにはわけがある。レシピを考案してくれた料理家の新谷友里江さんはこう説明する。
「まず白米に比べて糖質量が少ないことです。普通のお茶碗1杯分くらいのお米の糖質が50gぐらいだとすると、平均的なオートミール1食の糖質は約17g。それに水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく含んでいるので、お腹のもちがいいんですよ」
栄養だけではない、簡単に作れるのもオートミール食の優れた点。
「牛乳をかけるだけ、水をかけてレンチンするだけ、あるいは牛乳やヨーグルトに一晩漬け込むオーバーナイトだって、放っておけば完成しますので」
まずは代表的なオートミール2種、ロールドオーツとインスタントオーツの特徴を理解しよう。それぞれの個性に応じて美味しい料理ができあがる。
「洋風だけでなく、お米の代わりに使う“ごはん化”レシピもおすすめです。しらすのおにぎりを一度作ってみてください。イメージが変わりますよ」