風水心理カウンセリング協会代表理事の谷口令さんは、趣味のバレエをもう15年以上も続けている。
「バレエは難しい。最初はいろいろなことができない。レッスンは足や股関節をひたすらぐるぐる回したりと地道なものが多いんですが、でもそれでだんだん体がほぐれてくる。するとそれまでできなかったことが、ある日急にできるようになったりするんです。その自己達成感といったらありません」
走る、泳ぐ、これまでの人生いろいろなスポーツに挑戦してきたけれど、どれも長く続かなかった。
「それがバレエに救われたという感じ。運動は運が動くと書くでしょう。今、私は68歳ですが、バレエが私の運を動かしてくれている、そんな気持ちがあります」
ありがたみを実感するのは、きれいなスタイルと立ち姿勢がいくつになってもキープできているということ。
「背骨がまっすぐになるとエネルギーが流れて気が巡るんです。ヨガも瞑想もみんなそうでしょう?」