本来は定位置がある。けれどもなかなかそこに辿り着かないから、物が散らかる。それを避けるためにも“一時避難”のアイデアが便利、と説くのは知的家事プロデューサーの本間朝子さんだ。
「ベストを目指そうとしてそれが負担になるのであれば、ベターな選択で、散らかっていく部屋のストレスをなくしていこうという発想です」
たとえば脱いだものをフックに掛ける、専用の入れ物を作ってそこに放り込む、たったこれだけのことをするだけで、部屋の印象はみちがえる。
「今はコロナ禍で家にいる時間も増えているので、家族でいろいろなものの一時避難場所を決め事にしていくと、楽しみながら片づけができると思います」