白身を泡立てたメレンゲを加えた、ふんわりした衣揚げをイタリアンではベニエと呼ぶ。衣自体を味わってほしいから、小麦粉でなくそば粉を使って。
【材料(4個分)】
カマス小ぶり 2尾(正味80g)
小麦粉 適量
塩 適量
そば粉 50g
ビール 70ml
卵白 1個分
揚げ油 適量
わさび 小さじ1
【作り方】
1.カマスの頭を取り、身を三枚におろす。小骨を抜いて軽く塩を振り、それぞれ斜め4つに切り分ける。
2.卵白をしっかりと泡立てメレンゲにする。
3.ボウルにそば粉を入れ、ひとつまみの塩を加えてからビールを注ぎ入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。2を加えてさっくり合わせる。
4.揚げ油を中火で熱し、160度にする。1を4切れを1個分として、軽く握って俵形にまとめ、小麦粉を茶漉しで振りかける。3の衣に落とし、大きめのスプーンですくって油に入れる。
5.油面に浮いてきたら、仕上げに火力をやや強め、きつね色に色づいたら引き上げる。
6.揚げたてを斜め半分に切り、わさびをのせて盛り付ける。
※淡白なカマスを香り高い衣で包んだベニエは、イルマーレの常連客が絶賛する温かいアミューズ。芝海老やボタン海老でも。このベニエ衣で旬の野菜を揚げてもおいしい。
※そば粉が残ったら、クレープのように焼くとガレットができる。
※メレンゲは角が立つまでしっかり泡立てること。