ネギと大豆のかき揚げ【ビジンサマレシピ】
レシピ提供:中村恭子
ネギと大豆のかき揚げ
写真の白ワインは、ワイン発祥の地と言われているジョージア国産、原料となるぶどうは無農薬・無肥料で育てられたものを使いクヴェヴリ製法で作られたサスティナブルワインです。
クヴェヴリとは素焼きの甕のことで、その甕を土の中に埋め野生酵母によってぶどう自らが発酵熟成するように人工的な添加物等を一切加えない、約8000年前から行われてきた醸造法がクヴェヴリ製法です。信州では縄文時代に山葡萄のお酒造りに使われたと思われる土器が見つかっていることから、同時代に違う場所で同じような製法で作られていたワインがあったということでしょうか。そう考えるとジョージア国と信州には何か時空を超えたご縁があるように感じざるを得ません。
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グランニーノジャパン株式会社
https://www.grannino.co.jp/about.html
味わいはぶどうで作られた日本酒のようで、西洋料理だけでなく日本料理との相性も◎。また果実果皮だけでなく種も使って醸造しているので美しいオレンジ色が特徴です。
【材料】
大豆(茹でたもの) 80g
ネギ 15cm
とうもろこし(冷凍) 25g
岩のり(乾燥) 適量
アボガド(皮をむいて正味) 25g
地粉 大さじ1
[衣]
片栗粉・地粉 各大さじ2
冷水 約大さじ4
【作り方】
●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。
蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。
信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?
中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。