疲れ知らずのつくりおき、黒酢だれを使った鶏と大根のさっぱり煮のレシピ。
撮影・千葉 充 文・韮澤恵理
黒酢だれ
data|保存|冷蔵庫で3カ月
【材料(でき上がり約750ml)】
黒酢 …… 500ml
きび糖 …… 120g
みりん …… 180g
塩 …… 75g
煮干し …… 5~6匹
だし昆布 …… 5×5cm1枚
【作り方】
1.煮干しは頭と内臓を取り除く。昆布は細切りにする。
2.清潔な密閉びんにすべての材料を入れ、蓋をしてよくふり、冷蔵庫で保存。煮干しや昆布は1カ月程度を目安に引き上げる。
煮干しや昆布はどちらか一つでもOK。煮干しは頭と内臓をとると味が濁らない。昆布は乾いたままキッチンばさみでカット。
(昔ながらの壺黒酢は自然なのがいい。)
鹿児島県霧島市で、江戸時代から壺を使って黒酢を造っている坂元醸造。太陽の光と微生物の力で育まれた自然のうまみが魅力です。注文はネットショップでも。
鶏と大根のさっぱり煮
\酢の⼒でふわりとやわらかく、⿊酢のうまみで調理が簡単/
【材料(2人分)】
鶏手羽元 …… 6本
大根 …… 200g(正味)
にんにく …… 1/2片
黒酢だれ …… 1/4カップ
ごま油 …… 大さじ1/2
【作り方】
1.大根は2cm厚の半月切りにする。
2.フライパンにごま油とにんにくを入れて熱し、大根を焼く。表面が少し透き通ってきたら鶏肉を加え、大根と鶏肉に焼き色がつくまで焼く。
3.水300mlと黒酢だれを加えて蓋をし、弱めの中火で15分ほど煮て、蓋を取って火を強め、汁気をとばして煮からめる。
※黒酢だれに漬けてある昆布や煮干しを一緒に煮るとおいしい。
手羽元がほろり。昆布や煮干しもともに。
酢の力で鶏肉がほろりとやわらかく煮上がって、酸味が煮汁を引き締めた絶妙な一皿です。黒酢だれに味がついているので、これ一つで味が決まるのもいいところ。
漬け込んだ昆布や煮干しも引き上げて、一緒に煮るとやわらかくてうまみたっぷりで最高においしいですよ。
『Dr.クロワッサン 免疫力を強くする、疲れない体のつくり方。』(2020年6月26日発行)より。
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