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気持ち華やぐ、鴨と九条ネギの鍋。〆に蕎麦を。【藤井恵さんのレシピ】

年末年始も「食事は自宅で」が基本のこの冬。心穏やかに新年を迎えるためにも、食事作りの負担感を軽くする工夫が必要です。イベントの多い時季だから、家族を盛り上げる華やぎや味のこだわりには手を抜かず、こっそりラクする方法を考えました。

撮影・福岡 拓 スタイリング・荻野玲子 文・板倉みきこ

気持ち華やぐイチオシの鍋

行きつけの蕎麦屋さんの味を参考にアレンジした藤井さんが大好きな鍋。“大人鍋”としてもてなし料理にも大活躍。

鴨と九条ネギの鍋

気持ち華やぐ、鴨と九条ネギの鍋。〆に蕎麦を。【藤井恵さんのレシピ】
[鍋の〆は…]鴨肉の甘い脂が染み込んだだしを蕎麦汁に。薄切りにした柚子の皮を添えて、爽やかな香りをプラス。残っただしは翌日雑炊にしても。
[鍋の〆は…]鴨肉の甘い脂が染み込んだだしを蕎麦汁に。薄切りにした柚子の皮を添えて、爽やかな香りをプラス。残っただしは翌日雑炊にしても。
気持ち華やぐ、鴨と九条ネギの鍋。〆に蕎麦を。【藤井恵さんのレシピ】
[鍋の〆は…]鴨肉の甘い脂が染み込んだだしを蕎麦汁に。薄切りにした柚子の皮を添えて、爽やかな香りをプラス。残っただしは翌日雑炊にしても。

〆に蕎麦が食べたいと思い立って考案したという鍋。鴨肉の脂と、九条ネギ独特の甘さが好相性。日本酒が進み、左党も満足。

【材料(2人分)】
鴨ロース肉1枚
ネギ4本
まいたけ1パック
A[だし汁3カップ みりん、しょうゆ各大さじ4]

【作り方】
1.鴨は皮目に5mm幅で斜めに切り込みを入れる。皮目を下にして強火でこんがり焼き色がつくまで4~5分焼き、裏返してさっと焼いたらバットに取って冷まし、薄切りにする。
2.九条ネギは斜め薄切りに、まいたけは小房に分ける。
3.鍋にAを入れて煮立て、鴨とネギ、まいたけを入れながらさっと煮て食べる。

鴨の皮目に切り込みを入れ、焼いてから鍋に入れれば、余分な脂っこさが除かれ香ばしく。
鴨の皮目に切り込みを入れ、焼いてから鍋に入れれば、余分な脂っこさが除かれ香ばしく。
九条ネギは斜め薄切りにすることで、だしの味が入りやすく、シャキシャキの食感が生きる。
九条ネギは斜め薄切りにすることで、だしの味が入りやすく、シャキシャキの食感が生きる。
鴨の皮目に切り込みを入れ、焼いてから鍋に入れれば、余分な脂っこさが除かれ香ばしく。
九条ネギは斜め薄切りにすることで、だしの味が入りやすく、シャキシャキの食感が生きる。
  • 藤井 恵

    藤井 恵 さん (ふじい・めぐみ)

    料理研究家

    管理栄養士。毎日作りやすい料理や、健康に関する知識を生かしたからだにいい料理のレシピが人気。近著は『50歳からのからだ整え2品献立』。

『クロワッサン』1035号より

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