サンフランシスコのドタバタ家族が帰ってきた!Netflix『フラーハウス』【エディターのおうち時間】
NHKの教育テレビで放送されていた『フルハウス』の大ファンです!
妻を亡くした3人の女の子の父親が、2人の男友だちと協力して子育てをするアメリカの1話30分ほどのホームドラマ。夕方、食い入るように観ていたことを思い出します。(17時30分からだったか、18時30分からだったか。)
メインキャストの“タナー”一家は全員がボケ兼ツッコミ。
シチュエーションコメディなので、前半はボケ倒して笑わせてくれるのですが、後半はちょっとしたプチ事件が起こり、その後は家族の愛を確かめ合ってお涙頂戴で終わる。といった予定調和のマンネリ感が大好きでした。1987年から1995年まで放送されていたので、娘たちがだんだん成長し、思春期ならではの悩みや壁にぶつかるところも、親戚の成長を見ているようで飽きずに観続けられたポイントのひとつ。
あのシチュエーションコメディによくある、観客のわざとらしい「ワーオ!」「Oh〜(悲)」「ピューピュー!」などの歓声もよくマネしてましたっけ。
そのフルハウスに出演していたメインキャストが大人になってカムバック! Netflixオリジナルシリーズ『フラーハウス』として配信されています。
主人公は「フルハウス」の3人娘の長女“D.J.”、次女の“ステファニー(ステフ)”、そして隣人のトラブルメイカーで“D.J.”の親友“キミー”!
消防士の夫と結婚したD.J.。しかし、仕事中に殉職してしまい、3人の息子をつれて、サンフランシスコのタナー家に戻り、ステフとキミーとキミーの娘と共同生活を送ることに。
以前のフルハウスから相変わらずのドタバタコメディですが、D.J.は子育てをしながら、獣医の仕事に恋愛にと毎日事件が勃発。ほとんど無収入であっけらかんとしているステフにも深刻な悩みを抱えていたり、キミーは付かず離れずの元夫と思春期の娘に悩んだり(相変わらずのトラブルメイカー)と、大忙し。
社会問題など、今時な内容を盛り込んでいるので、新鮮な気持ちで観ることができます。フルハウスを観たことがなくとも、最初のシーズンでおおよそのあらすじを話してくれるので、初見でも楽しく観れますよ。
大人になってから観る『フラーハウス』は、メインキャスト3人と年齢が近いからか、子どもとの関係や、仕事のことなど、ちょっとしたトラブルに遭遇し悩んでいる場面で、やたらと感情移入してしまい、すぐウルウルと泣いてしまいます。仕事前に軽く観るつもりが、号泣しすぎて改めてメイクを直したことも。
笑って泣けるので、ストレス発散にぴったりの作品。1話30分でサクッと観られるのもおすすめできるポイント。
また、『フルハウス』ファンにはたまらない、パパ“ダニー”、“ジェシー”おいたん、おもしろおじさん“ジョーイ”の登場はもちろん、なんと日本語吹き替えもオリジナルメンバーが続投! 久しぶりに声を聞いたときは懐かしくて鳥肌が立っちゃいました。
安心感のある定番ホームコメディ、何も考えたくない時にもぜひ!(クロワッサン オンライン編集部 ユリ)
ユリ
『クロワッサン オンライン』エディター。丸顔・ショートヘアに大きめピアスが基本スタイル。少女漫画で育ち、漫画好きが高じて書店でアルバイトをしていたことも。今の悩みは本の収納と整理。
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