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目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。

眼鏡姿が素敵な5人のおしゃれの達人に、眼鏡選びのポイントをはじめ、メイクやファッションとの合わせ方などを聞きました。

撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒

眼鏡のときは、リップをメイクのポイントに。

草場妙子(くさば・たえこ)さん
40歳 ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌、広告などで活躍、コスメのプロデュースも行う。著書は『TODAY’S MAKE-UP 今日のメイクは?』(アノニマ・スタジオ)。

目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。
流行に左右されないデザインが気に入った、〈ユウイチ トヤマ〉のゴールドのメタルフレームの眼鏡。セーターに合わせてピンクのリップにしたが、モノトーンの服を着るときは鮮やかな色のリップを選ぶそう。
流行に左右されないデザインが気に入った、〈ユウイチ トヤマ〉のゴールドのメタルフレームの眼鏡。セーターに合わせてピンクのリップにしたが、モノトーンの服を着るときは鮮やかな色のリップを選ぶそう。
ゴールドとシルバー、どちらのアクセサリーともなじみ、気負わずにいつでもかけられます」
ゴールドとシルバー、どちらのアクセサリーともなじみ、気負わずにいつでもかけられます」
流行に左右されないデザインが気に入った、〈ユウイチ トヤマ〉のゴールドのメタルフレームの眼鏡。セーターに合わせてピンクのリップにしたが、モノトーンの服を着るときは鮮やかな色のリップを選ぶそう。
ゴールドとシルバー、どちらのアクセサリーともなじみ、気負わずにいつでもかけられます」

「眉が太めなので、やわらかい印象の眼鏡を選びました。顔の形より眉のほうが眼鏡との相性があると思います」

フレームがアイメイク代わりになるので、メイクのポイントはリップに。

「淡い色から華やかな色まで合うのも、この眼鏡の好きなところです」

フレームが目周りの難を隠してくれます。

江面旨美さん(えづら・よしみ)さん
60代 バッグ作家。主に革を使ったバッグのデザイン・製作を手がけ、「umami bags」として年に2回ほどの個展を中心に活動している。

目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。
両手が空くので便利なショルダーバッグは自作のもの。アクセサリーはシルバー派。「服の色が、紺、黒、ベージュ、白、グレーとベーシックなので、存在感の出せるアクセサリーをよくつけます」。
両手が空くので便利なショルダーバッグは自作のもの。アクセサリーはシルバー派。「服の色が、紺、黒、ベージュ、白、グレーとベーシックなので、存在感の出せるアクセサリーをよくつけます」。
予備の眼鏡は旅先で求めた〈テオ〉、サングラスは〈アン バレンタイン〉で、おしゃれな知人がかけているのを見て教えてもらった。
予備の眼鏡は旅先で求めた〈テオ〉、サングラスは〈アン バレンタイン〉で、おしゃれな知人がかけているのを見て教えてもらった。
両手が空くので便利なショルダーバッグは自作のもの。アクセサリーはシルバー派。「服の色が、紺、黒、ベージュ、白、グレーとベーシックなので、存在感の出せるアクセサリーをよくつけます」。
予備の眼鏡は旅先で求めた〈テオ〉、サングラスは〈アン バレンタイン〉で、おしゃれな知人がかけているのを見て教えてもらった。

「50歳前後で老眼が進み、眼鏡が必需品になりました。最初は面倒でしたが、しわやしみを隠してくれると、いまはプラス思考でかけています」

使いやすいのは太めの黒いフレームで、クラシックながらディテールがモダンな眼鏡は〈アン バレンタイン〉。

眼鏡ひとつで、簡単に印象を変えられます。

井部祐子(いべ・ゆうこ)さん
56歳 デザイナー。傘などを主に扱う「ボンボンストア」代表。ジュエリーブランド「iberi」、旅する猫がコンセプトの「ALAIN et JEAN」も展開中。

目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。
丸いフレームが印象的な〈サヴィル ロウ〉のサングラスには、シャープな形のピアスをつけるのが定番。「フレームの形とピアスの関係性は重要です」
丸いフレームが印象的な〈サヴィル ロウ〉のサングラスには、シャープな形のピアスをつけるのが定番。「フレームの形とピアスの関係性は重要です」

「サングラスをかけるのは、まぶしさよけでもあるけれど、髪型を変えるより簡単に、いつもと違う雰囲気がつくれるから。ファッションの遊びアイテムとしても便利なんですよ」

最近はブルーレンズ×ゴールドフレームのサングラスを愛用中。

インパクトのある眼鏡は、シンプルな服でバランスを。

猫沢エミ(ねこざわ・えみ)さん
49歳 ミュージシャン、文筆家。フランスと日本を行き来しながら、音楽活動や映画解説など幅広く活躍。フランス語講座「にゃんフラ」の主宰も。

目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。
最初は無難な眼鏡だったが、友人のすすめもあり〈アン バレンタイン〉の個性的なフレームに。服はシンプルにして、マニキュアやジュエリーで遊ぶ。
最初は無難な眼鏡だったが、友人のすすめもあり〈アン バレンタイン〉の個性的なフレームに。服はシンプルにして、マニキュアやジュエリーで遊ぶ。

「老眼が始まり眼鏡をかけるように。最初はとまどいましたが、老いるのは当たり前ですし、眼鏡姿をパートナーが『セクシーだね』と言ってくれたので、自信が持てるようになりました」

帽子や手袋のように、眼鏡でプラスするおしゃれを楽しんでいるそう。

小さめのフレームなら気楽にかけられます。

高山美奈(たかやま・みな)さん
60歳 「ビュリー」ビジュアルマネージャー。長く暮らしたパリから帰国。現在はフランス・パリ生まれのコスメブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」勤務。

目の健康にも、おしゃれにも!大人の必需品、眼鏡探しのヒント。
度なしのサングラスをかけるときは、ルーペも身につける。50個以上あるサングラスのうち、よく使うのは〈レイバン〉のほかに2つ。〈クリスチャン ロス〉は母の形見で「かけると母親に似て、なつかしい」(高山さん)。
度なしのサングラスをかけるときは、ルーペも身につける。50個以上あるサングラスのうち、よく使うのは〈レイバン〉のほかに2つ。〈クリスチャン ロス〉は母の形見で「かけると母親に似て、なつかしい」(高山さん)。
〈ラフォン〉で、パリの老舗眼鏡店で、フレームの色に惹かれて購入。
〈ラフォン〉で、パリの老舗眼鏡店で、フレームの色に惹かれて購入。
度なしのサングラスをかけるときは、ルーペも身につける。50個以上あるサングラスのうち、よく使うのは〈レイバン〉のほかに2つ。〈クリスチャン ロス〉は母の形見で「かけると母親に似て、なつかしい」(高山さん)。
〈ラフォン〉で、パリの老舗眼鏡店で、フレームの色に惹かれて購入。

サングラスをかけているときの薄暗い見え方が落ち着くし、かけていないと裸で街を歩いているようなのだそう。

「サングラスは目にもいいし、おしゃれの味方になってくれますよ。抵抗がある人は、少し小ぶりなものを選ぶとさりげなくかけられると思います」

『クロワッサン』1016号より

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