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骨を正しい位置に整えて、太りにくい体を手に入れたい。【美容エディターの体形キープ術】

あらゆるダイエット法や健康術を取材してきた美容エディターが選んだ、自身の将来の体のための健康法は?

撮影・黒川ひろみ 文・今井 恵

体のクセを知り、少しずつ直していきたい。

藤井優美(ふじい・ゆうみ)さん●美容エディター。エステティシャンを経て、フリーランスのエディターとして活動。美容雑誌や多くの女性誌で美容全般の企画、構成、執筆を担当。http://dis-moi.co.jp/ 
藤井優美(ふじい・ゆうみ)さん●美容エディター。エステティシャンを経て、フリーランスのエディターとして活動。美容雑誌や多くの女性誌で美容全般の企画、構成、執筆を担当。http://dis-moi.co.jp/ 

藤井さんの体の弱点

【Before】
1. 首の詰まり 
長時間のパソコン作業で目を酷使している。
2. 肩周りの前傾 
パソコンやデスクワークでつねに前傾姿勢。
3. 腕の詰まり 
重い化粧品を大量に持って、一日中歩き回る。

【After】
•首が伸びる
•腕が伸びる
•フェースラインがすっきり
•太りにくい

美容エディターとして、数ある美容法やダイエット法、体にいいことを取材&実践してきた藤井優美さん。そんな知識豊富な彼女が、ここだ!と選び、通っているのは、表参道ヒルズの裏にあるSTUDIO Apro。

「主宰のKAORUさんを取材した際、骨は筋肉に引っ張られてしまう。つまり体のクセを直さないと、どんなにトレーニングをしても、体は元に戻ってしまうと聞き、心を打たれました」

KAORUメソッドとは、日々の生活の中で生まれた体や動きのクセを知り、そのせいで固まった筋肉をほぐし、正しい骨の整列を作るという理論。ひどい肩こりや腰痛を持ち、49歳という代謝の低下を感じる年齢になり、疲れやすさ、痩せにくさも感じていた藤井さん。体を根本から変えようと試みた。

「美容エディターという職業は意外と過酷なんです。撮影や原稿書き以外にも、日中は化粧品メーカーの新製品発表会を回り、スキンケアの新しい美容理論やシーズンごとの新色を見たり、レクチャーを受ける仕事があります。発表会では新製品のテスターを持ち運ぶことが多く、これが多い日は1日5ブランドぐらい回るので、ある日の荷物を量ったら、10kg以上あって。これにパソコンも持つから、両肩ともずっしり重石を乗せた状態で歩き回るんです。美容エディターに必要なのは、ずばり体力なんですよ(笑)」

当然、首肩は凝り、荷物の重さで体は片側に傾いたまま歩くなど、歪みが生じてしまう。藤井さんを担当するトレーナーのMAKIさんは、

「最初スタジオにみえた時、パソコン作業や重い荷物が原因なのか、体の前面が詰まり、重心が下がって膝下で踏ん張っていました。とくに肩が内に入っていて、首の詰まりがひどい。またそのせいか、呼吸がとても浅くて気になりました」

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