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欧米で流行の「骨ブロス」で、
おいしくエイジケア。

牛肉や豚肉、鶏肉などをコトコト煮込んだ骨ブロス(ボーンスープ)にはコラーゲン、ゼラチンが豊富に含まれ、肌や髪にツヤが出ると評判。さらにカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも摂れるので、欧米の女性たちの間ではスープ代わりに飲まれるほど人気、ニューヨークでは専門店もできているそう。

 今回、骨ブロスの作り方や、アレンジ料理を教えてくれたパトリス・ジュリアンさんも、
「フランスの家でも昔は大きな鍋でお母さんたちが作っていました。若さを保つコラーゲンやゼラチンがいっぱい入っていますから、女性にはおすすめです」
 
まずは時間のかからないチキンブロスから。煮込みに適した厚手の鍋(今回はストウブを使用)で、鶏手羽先と野菜を40
分ほど煮込み、漉すだけで滋味たっぷりのブロスができる。
「ローリエやタイムを入れたいならそれもいいけど、シンプルに塩・こしょうで味つけしたほうが、料理のアレンジがしやすいでしょ?」
作り置きして冷凍しておけば、欲しいときに使えるのも便利。

欧米の食文化をいち早くに日本に紹介。

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40分煮込んで作る、シンプルなチキンブロス。

1日1カップ飲む習慣で、肌や髪にツヤが。

1日1カップ飲む習慣で、肌や髪にツヤが。


材料鶏手羽先500g にんじん1本 長ねぎ1本(セロリ1本でもよい)玉ねぎ1個 にんにく1個 水1.5ℓ 塩小さじ1⅓ 黒こしょう(粒)小さじ1 
下準備 鶏手羽先は表面をペーパーで拭き取っておく。長ねぎは4等分に切る。にんじんは大きめの斜め切りにする。玉ねぎは皮をむき、上下を切り落として丸ごと使う。にんにくは皮つきのまま真横に包丁を入れて2つに切る。

1.厚手の鍋(写真はストウブ)に鶏手羽先、にんじん、長ねぎ、玉ねぎ、にんにくを入れる。
2.水を加え、塩と黒こしょう(粒のまま)を入れて蓋をし、火にかける。塩は入れなくてもOK
3.弱火〜中火で蓋をしたまま約40分煮込み、鶏手羽先が箸でらくにほぐせるようになったら火を止め、冷ます
4.大きめのボウルにざるを重ね、その上にキッチンペーパー3枚を広げ、鍋から鶏手羽先と野菜を取りだす。
5.大部分取りだしたら、鍋を持ち上げて残りをざるに注ぎ、ブロスを漉す
6.約1ℓのチキンブロスのできあがり。このまま飲んだり、料理のだしとしても大活躍
「200mlずつ小分けして保存袋に入れ、冷凍しておくと使いやすいんです」

 
 

◎パトリス・ジュリアンさん ライフスタイルデザイナー、料理家/近著は『ライフレシピ フランス流「シンプルで豊かな暮らし」を手に入れる30のレッスン』(講談社)

『クロワッサン』908号(2015年9月10日号)より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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