「家で食べるおやつって、毎日食べられるくらいの甘みと気楽さが良いと思うんです」と、中川たまさん。
食の細かった長女が少しでも栄養をとれるようにと考えたのが、台所にある身近な食材を使ったおやつだった。
濃厚な豆乳や、なめらかな絹ごし豆腐があれば、生クリーム代わりにおやつは作れる。おからはさしずめカッテージチーズといったところか。そこにきび砂糖やはちみつを少しだけ加えて穏やかな風味のおやつに仕上げると、もたれないし、飽きがこない。
「幼い娘も大喜びで一緒に作って、食べて。良い思い出です」