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風邪予防にも気分転換にも。はっか油を暮らしに活かす。

家をきれいにしながら、同時に風邪予防も、気分転換もできる。はっか油の効果、試してみませんか。
  • 影・清水朝子 文・嶌 陽子

玄関に入った途端、さわやかなはっかの香りに体じゅうが包まれた。

「家に帰ってきて、この香りをかぐと、心からほっとするんです」

そう話すのは、20年以上、はっか油を使い続けているという前田京子さん。はっか油とは、和種のはっか(ミント)の茎や葉から採られた精油のこと。薬局などで売られていて、価格も20㎖で1000円以内など、手頃なものが多い。前田さんによれば、はっか油に含まれるメントールには、殺菌、消臭、防虫、防カビなど、多様な効果があり、掃除に大活躍するのだ。

「原液を直接皮膚につけると、場合によっては皮膚への刺激を起こすので注意が必要ですが、基本的には100パーセント天然成分で、体にも安全。私は、家じゅうどこでも使っています」

今回、前田さんが紹介してくれた4つの使い方の中、初心者にまずおすすめなのが、「はっかのコットンボール」。

これを家の中のあちこちに置くだけで、抗菌、消臭などの効果を発揮する。

「同時に、揮発して空気も殺菌してくれるのが魅力。風邪予防にはもちろん、我が家では、はっか油を使いだしてから、家の中のカビが大幅に減りました」

もう一つのうれしい点は、掃除しながら、リラックスしたり、元気になったりできること。はっかの香りには、鎮静・抗うつ作用もあるのだという。

家がきれいになると同時に、体も気持ちも元気に。清々しい自然の恵み、ぜひ暮らしに取り入れたい。

はっかのコットンボール

コットンボール1個あたり、はっか油2~3滴を含ませる。これをいくつか小さな袋などに入れて、クロゼットの引き出しの中や、玄関の靴箱に置くと、抗菌、消臭、防虫できる。また、密閉容器に数個、マスクと一緒に一晩入れておけば、はっかの香りがマスクに移る。掃除中につければ抗菌効果があるほか、普段の生活でも風邪予防になる。

はっかの消臭パウダー

ふた付きのジャーに重曹をたっぷり入れ、スプーンなどを備え付けにする。ドロッパー付きのはっか油のびんもそばに置いておく。生ゴミバケツのゴミの表面を薄く覆うように重曹をふりかけ、はっか油を数滴垂らしてふたをすれば、真夏でも悪臭がしない。キッチンや浴室の排水口の掃除にも有効。その場合、はっか油のあとに熱湯をかけると抗菌成分が飛んでしまうので注意。

はっかの万能石けんクレンザー

ふた付きの750㎖以上の保存びんなどの容器に、洗濯用の無添加粉石けんと重曹を各1カップ入れ、はっか油を20滴垂らしてふたをし、よく振って混ぜ合わせる。完成後は、シュガーディスペンサーなど、小さな穴の開いたふた付き容器に移し入れ、キッチンの流しやバスタブ、洗面台、トイレなど、水回りに適量ふりかけ、クレンザーとして使用する。

ミントとレモンの台所用液体石けん

ソープディスペンサーや泡ボトルの中で、植物性無添加液体石けん(なるべくオレイン酸含有率が高いもの)350㎖と植物性グリセリン50㎖を合わせ、はっか油5滴とレモンの精油15滴を加えてよく振り混ぜる。食器洗いや手洗いのほか、床掃除などにもいい。手荒れに悩んでいる人におすすめ。また、適量を歯ブラシにつけて、壁の気になる汚れなどを磨いても。

手に入りやすい和種の「はっか油」

右・北のかおり ハッカ油 やや辛口のきりりとした香り。20㎖ 1,000円(北見ハッカ通商☎︎0120・17・3663、http://www.hakka.be/)1滴ずつ垂らせるボトルでないので、アロマ専門店などで「ドロッパー付き遮光ガラスびん」も用意すると便利。

中・「お風呂の愉しみ」はっか油やや甘みのある、華やかな香り。50㎖ 952円(太陽油脂消費者相談室☎︎0120・894・776、http://www.taiyo-service.co.jp/

左・薬局で購入できるはっか油「日本薬局方」「食品添加物」など、商品によって表記はさまざま。原産地やボトルの仕様などもメーカーによって異なるが、天然はっか油であれば問題なく使える。

『クロワッサン』939号より

●前田京子さん エッセイスト/健康で快適なライフスタイルを実践、執筆している。『ひとさじのはちみつ』『はっか油の愉しみ』(共にマガジンハウス)など著書多数。

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