くらし

【和田裕美のお悩み相談】20歳も年下の男性から交際を申し込まれました。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は息子ほど年の離れた男性からアプローチされ困惑する女性からの相談です。

<お悩み>
和田さんが離婚されていたのをクロワッサンオンラインのお悩み相談で知り、思い切って恋愛相談します。
私も離婚歴があり、いまは40代後半。離婚の時にかなりひどい目にあったので男性不信気味で、もう二度と結婚もしないし恋愛もしない! と思っていたのですが、先日20歳も年下の男性からアプローチされてびっくりしました。
「からかわれている!」「もしかしてママ活?」と不信感しかないとはいえ、久しぶりの事件にややときめいている自分もいて……。
和田さんは息子のような年の男性との恋愛についてどう思いますか? いい歳をして本気にすると恥ずかしい気もしてどう反応すればいいかわからず、とりあえず交際申し込みを保留中です。
(パンダ/女性、48歳。趣味が多くいろんなサークルに参加してそれなりに充実している会社員)

和田裕美さんの回答

パンダさん、こんにちは。そして、おめでとうございます!
20歳年下の男性からアプローチなんて、なんて幸せなことなんでしょう!
私の同年代は若くてかわいい女性がいいと言う男性が多いのですが、
ミレニアムからZ世代といって
今の若い方たちはなんか感覚が違う気がしています。
仕事ができる人がいいとか、人生について語れる人がいいとか。
昔の男性だったら男が養うのが当たり前だったけど、
今の時代は、夫婦共働きで二人で稼いでいかないと
将来やっていけないということで
奥さんにも働いてほしいという男性が増えているんですね。
年上でしっかり稼いでいて、
安定した考えを持っている女性に魅力を感じてしまうというのは
今の時代だからこそあることだと和田は思う。
(いや思いたいのもあるけど(笑))

だから私はここに書いてあるように
「息子のような年の男性との恋愛、どう思いますか?」って、大賛成です。

これ男性と女性が入れ替わっただけじゃないですか?
加藤茶さんを見てくださいよ。
加藤茶さんのお嫁さんって、娘どころか孫くらいじゃないですか?
当時、私たちはそのニュースを見て、すごく若いお嫁さんをもらってとか言ったけど、そういうことが将来入れ替わっていくことだってある。
実は女性で50代半ばで31歳の男性と結婚した人が
身近に2~3人はいるんです。
女性は割と仕事ができるとか、お金持ちという感じだったんですけど、
相手はお金目当ではなく人の魅力に惚れたということなんです。

すごくないですか?

なので、
結婚どうのこうのって考えるのではなく、
普通のボーイフレンドの一人でいいじゃないですか?

一回付き合ってみて、ダメだったら別れればいいし。

年だとかそういう色んな「大人の考え方」「常識的な既成概念」みたいな考え方を捨てて、
楽しそうだから、面白そうだから付き合ってみるだけです。
ダメだったら次の人へいく、みたいな
そんな感じの流れで、
人生楽しんでみてはいかがでしょうか?

どっちにしても最後ダメになっても
人生には輝きがある時期をもてるし、
行動するのは最終的にすべてにおいて自分にとっての得しか生まれないので
前に進んでいってみてほしいです。

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界№2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。最新刊は『稼げる技術』(ダイヤモンド社)。
⇒ 公式サイト

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