トマトとバジル、サバ缶の冷や汁【スープ作家・有賀薫さんのレシピ】
豆やごま、海藻は汁ものにも向いている素材。華やかなごちそう風から数分で作れるお助けスープまで、毎日食べたい有賀 薫さんのレシピを紹介します。
撮影・三東サイ スタイリング・矢口紀子
暑い夏のおもてなしにも。火を使わず作れます。
サバ缶をバジルとトマトで香りよく。ごまと味噌の力で、ごはんに合う味に仕上がります。大きなボウルにドン、と出してナッツ入りごはんを添えて。
【材料(2人分)】
トマト300g(中2個) バジル8〜10枚 サバ水煮缶1缶(200g前後) 味噌大さじ1~2 白すりごま大さじ1 ごはん適量 クルミかアーモンド適量 オリーブオイル少々
【作り方】
1.トマトはへたを取り、1.5cmのさいの目に切る。バジルは水にしばらくつけて生き生きさせてから、水気を拭き取る。
2.ボウルに白すりごまと味噌を混ぜ合わせ、水300mlでのばす。トマトと汁気を切ったサバ缶、ちぎったバジルを加える(バジルは飾り用に少し残す)。
3.2を冷蔵庫で冷やし、味をなじませる。ごはんに、刻んだナッツとオリーブオイルを混ぜる。ナッツ入りのごはんを器に盛って冷や汁をかけ、バジルを飾る。
有賀 薫(ありが・かおる)●スープ作家。著書に『スープ・レッスン』など。『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』で第5回料理レシピ本大賞入賞。
『クロワッサン』997号より