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レンズ豆サラダの作り方と簡単にできる応用レシピ2品【冷水希三子さんのレシピ】

さまざまな料理に応用できる豆・ごま・海藻のストックフードを冷水希三子さんに教わりました。献立の幅が広がり、滋養のある食事を楽しくおいしく続けられます。

撮影・小林キユウ 文・大澤千穂

豆のストックフード【レンズ豆サラダ】

レンズ豆サラダの作り方と簡単にできる応用レシピ2品【冷水希三子さんのレシピ】

そのままでも火を通しても使える、応用自在な豆サラダ。
(冷蔵保存で3〜5日)

【材料(作りやすい分量)】 
レンズ豆(乾燥)200g、香味野菜(玉ねぎなど)適量、赤玉ねぎ1/6個、パセリ15g、ハム40g、干しぶどう25g、白ワインビネガー大さじ2、エクストラバージンオリーブオイル大さじ3、塩適量

【作り方】 
1.レンズ豆を茹でる。豆の4倍量の水に豆と香味野菜、塩をひとつまみ入れ、沸騰後弱火で約15分、豆が柔らかくなるまで火にかける。
2.赤玉ねぎ、パセリ、ハムをみじん切りにする。赤玉ねぎは水にさらし、水気を取る。干しぶどうにひたひたの熱湯を注ぎ、湯が冷めるまでおいたら、水気を取る。
3.ボウルに赤玉ねぎと塩ひとつまみを入れ、白ワインビネガー、エクストラバージンオリーブオイルを加え混ぜ、パセリ、ハム、干しぶどう、煮汁から取り出した豆を加え混ぜる。
4.好みの塩加減に味を調える。

【その他の使用例】
季節野菜と和えて簡単マリネに。酸味好きなら温かいパスタにからめても。

ポークのレンズ豆サラダ煮込み

レンズ豆サラダの作り方と簡単にできる応用レシピ2品【冷水希三子さんのレシピ】

サラダの酢とともに煮込むので、大きめに切った豚肉も柔らかく。
酢の酸味がコクに変わるまでじっくり煮込むことがおいしさの秘密。ほろほろに煮溶けた豆も絶品。

【材料(2人分)】 
豚肩ロース肉300g、玉ねぎ1/2個、レンズ豆サラダ150〜200g、オリーブオイル・塩各適量、白ワイン50ml、水500ml

【作り方】
1.豚肉は3cm大のぶつ切りにし、塩を揉み込む。玉ねぎはスライスしてからざく切りにする。
2.鍋にオリーブオイル小さじ2を入れ、玉ねぎを炒める。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、豚肉を焼く。表面が焼けたらフライパンの余分な脂を拭き取って白ワインを加え、煮汁が半量になるまで煮る。
4.2の鍋に3を煮汁ごと加え、水とレンズ豆サラダを加えて中火で煮る。沸騰したらアクを取って弱火にし、鍋の蓋を軽くずらす。アクが出たら取りながら、レンズ豆が少し煮くずれるまで50分ほど煮て、塩で味を調える。

レンズ豆サラダの冷製パスタ

レンズ豆サラダの作り方と簡単にできる応用レシピ2品【冷水希三子さんのレシピ】

豆サラダやトマトの酸味と滑らかな喉越しに食がすすむ!
細麺にからむレンズ豆のプチプチ食感が新鮮。香りの決め手となるオリーブオイルは上質なものを。

【材料(1人分)】
カッペリーニ60g、ミニトマト8個、レンズ豆サラダ100g、エクストラバージンオリーブオイル・塩各適量

【作り方】
1.%の塩を入れた熱湯でカッペリーニを茹で、氷水で締めた後しっかりと水気を切る。
2.ボウルに4つにカットしたミニトマトを入れ、塩少々を加えて混ぜる。そこにレンズ豆サラダを足して、さらに混ぜる。
3.2に1のカッペリーニを加えて和え、エクストラバージンオリーブオイルで味を調える。

レンズ豆サラダの作り方と簡単にできる応用レシピ2品【冷水希三子さんのレシピ】

冷水希三子(ひやみず・きみこ)●フードコーディネーター。レストラン勤務を経て独立。旬の食材を使った穏やかな味わいの料理に注目が集まる。『さっと煮サラダ』(グラフィック社)など著書多数。

『クロワッサン』997号より

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