昆布の肉巻き【飛田和緒さんの普段ごはんのレシピ】
手軽に毎日たっぷりと使った豆・ごま・海藻の普段ごはんを飛田和緒さんに教わりました。
毎日の食卓にのせたいから、手軽にできて量もしっかり摂れるのがいちばん。定番のひと品にぜひ加えてみて。
毎日の食卓にのせたいから、手軽にできて量もしっかり摂れるのがいちばん。定番のひと品にぜひ加えてみて。
撮影・青木和義
薄切り肉に旨味がじんわりと染み込んだ、変わり昆布巻き。
塊肉を使うとかみ応えが出て、違った趣に。最後に火を止め、そのまま冷ますと、さらに味がしみる。かんぴょうの代わりに楊枝でも。
【材料(4〜5人分)】
豚薄切り肉200g、日高昆布2〜3枚(約8g)、かんぴょう約5g、かつおだし1カップ、昆布だし1/2カップ、酢大さじ1、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ2
【作り方】
1.豆昆布は水につけて戻し、5×10cmくらいの大きさに切る。戻し汁はとっておく。
2.かんぴょうはさっと水洗いしてから塩少々(分量外)をふってもみ、透き通るまでゆでる。
3.昆布に肉を広げてのせ、端からきつめに巻き、2のかんぴょうで結ぶ。
4.鍋に3を重ならないように並べ、かつおだしと昆布だしを合わせたものを加え、中火にかける。沸騰したらアクを取り、落としぶたをしてさらにふたをし(二重ぶた)、弱火で20分煮る。
5.酢を加えて10分、しょうゆ、砂糖を加えてさらに10分煮る。汁が多い場合はふたを取り、煮詰めながら味を含める。
飛田和緒(ひだ・かずを)●料理家。季節感あふれるレシピや常備菜の豊富なアイデアに定評あり。『おうち鍋』『雪平鍋で2品献立』『朝にらくする 春夏秋冬のお弁当』など著書多数。
『クロワッサン』997号より
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