くらし

【買ってよかったもの】中津箒の「ななめ小箒」。

クロワッサンのメンバーによる「買ってよかったもの」シリーズ。今回は職人が手作りしている手のひらサイズの箒を紹介します。

2019年、わたしが立てた目標は「ものを長く大切に使う」です!

まずは使い捨ての消費生活ではなく、納得のいく商品を長く使う人になりたくて、雑誌を読んだりお店に行ったりと、お気に入りを探すべくアンテナを張って過ごしています。そんな中、長く大切にしたいと思える箒を見つけたのでご紹介します!

神奈川県愛川町の中津という地域で明治時代から作られてきた、その名も「中津箒」。
原料のホウキモロコシは、柔らかくコシがあり、折れにくいのが特徴とのこと。

わたしが購入したのは、片手でササッと使える手のひらサイズの「ななめ小箒」。

ななめ小箒
藍で染めた糸。他には原料のホウキモロコシの種染めの糸などもあります。
無農薬で栽培しているイネ科のホウキモロコシ。よく見ると実がついています。

持ち手がしっかりしていて、力を入れやすい上に、穂先は弾力がありよくしなるので、小さなゴミも逃しません。本棚の掃除など細かいところで、特に力を発揮してくると実感しています。

購入の最終的な決め手となったのは、なんといってもこの小粋なフォルム。きちんと編まれた藍色の糸が格好良く、主張しすぎないデザインだから、飽きないもこない。和室のわたしの部屋に、ほんとうによく馴染んでくれています。

中津箒では10人の職人さんが箒を作っていて、大きさやデザインも様々なので、自分好みの一本を探し当てるのも楽しいです!(中津箒のホームページで商品カタログや取り扱い店舗を確認できます)

文庫本と同じくらいのサイズ。
かけて保管すると長持ちします。

慌ただしい毎日でも、ふと箒を手にとりお掃除をする、そんなゆとりを持った女性へとステップアップできそうです。(クロワッサン編集部 くろかわ)

くろかわ

『クロワッサン』編集部カメラマン。好きなことは写真を撮ることと、絵を描くことと、お昼にビールを飲むこと。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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