くらし

パナソニックの「未来のカデン」は生活を変える!?

2月22日から23日まで東京ビックサイトで行われた、世界最大のスタートアップイベント「Slush Tokyo」。今回、日本のパナソニックもイベントに参加し、「未来のカデン」を世界にアピール。クロワッサン オンラインもブースにお邪魔し、新しいアイデアを見せてもらいました。

フィンランド発、世界最大級のスタートアップイベント、「Slush」。世界中のスタートアップ企業が、新しいサービスやアイデアを企業や投資家などに向けてプレゼンテーションできる場として、認知度が拡大。国際的な人材とビジネスモデルが育まれる土壌として注目されている。東京での開催は「Slush Tokyo」と呼ばれ、今回で5回目。

「Slush Tokyo」の会場内の様子。

今回の「Slush Tokyo」に日本のパナソニックも参加。
パナソニックでは、2016年から社内で新規事業公募制度をスタート。「未来のカデン」を生み出すべく社内のビジネスコンテストを開催し、選出された社内起業家グループの7つのビジネスアイデアなどを出展した。

口腔内を自分で撮影し、セルフチェックできる「DECARTE」や、家事をしながら運動を促進する「KajiTrainer」、お出かけの忘れ物をなくすためのアシストをしてくれる「Hitokoe」など、クロワッサン読者も気になるアイデアが盛りだくさん!

口腔内をセルフチェックできる「DECARTE」。
アプリで自分の口腔管理や、将来的には歯医者の予約もできるようにしたい、とのこと。
家事を運動に変える、「KajiTrainer」。腰に巻いたベルトに測定器を入れてスタート。
アプリに消費カロリーが出てくる。
「Hitokoe」はこの機械の前を通ると、アイコンと声で忘れ物を教えてくれる。将来的には天気予報アプリと連動させ、雨が降る日には傘の持ち出しを教えてくれるようにしたい、とのこと。
まだ開発段階だが、主要なアイテムにチップをつけて、持ち物を管理する。

そのほかにも、海外メディアに大人気だった、お皿に映像を映すスマート食器「DishCanvas」、自分の後ろ姿を見ながらヘアアレンジができる「michor」、音楽を共有してコミュニケーションを促進させる「Howling Box」など、多彩なラインナップでブースは大盛り上がり。

スマート食器「DishCanvas」。映像だけでなく、写真や文字も映せる。お皿もプレゼンテーションの一部にしたいという願いが込められている
自分の後ろ姿を映せる「michor」。いずれは鏡にヘアアレンジ動画を流せるようにしたいそう。
「Howling Box」は自分の好きな音楽が流している場所をアプリで探し、好みの音楽を通じてコミュニケーションを促す。

これらのアイデアの商品化は未定。このイベントからでた意見を吸い上げ、商品にするためにさらにアップデートを重ねるという。パナソニックの未来への挑戦に期待が膨らんだ今回のイベント。いつか店頭で見られることを心待ちにしたいと思います!(クロワッサン オンライン編集部 ユリ)

ユリ

『クロワッサン オンライン』エディター。丸顔・ショートヘアに大きめピアスが基本スタイル。365日中300日は次に買いたいもののことを考えています。お酒好きが高じて、ひとり飲みができるお店を開拓中。

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