くらし

【アート鑑賞後の美味しく楽しい上野ガイド】甘いものでひと息つきたいときの4店。

  • 撮影・田尻陽子 文・重信 綾

[うさぎやCAFÉ]斬新なアイデアでどらやきをアップデート。

うさどらフレンチ焼き870円(税込)。バターはオホーツクの海風を浴びた牧草を食べる牛の乳から作られた、こだわりのものを使用。注文ごとに豆を挽いて作る、オリジナルブレンドコーヒーを一緒に。

どらやきが有名な和菓子店『うさぎや』の餡の美味しさを広く知ってもらおうと誕生したカフェ。しるこや羊羹などと並んで評判なのが、うさどらフレンチ焼き。北海道産小豆で作った餡の入ったどら焼きを、フレンチトーストのようにバターをふんだんに使ってサクッと焼きあげた斬新なメニュー。1枚でお腹いっぱいになる、満足度も魅力だ。

うさぎやCAFÉ(うさぎや カフェ)●東京都台東区上野1-17-5 TEL:03-6240-1561 営業時間:9時〜18時 定休日:水曜 焼きたてのどら焼きの皮を使った、うさパンケーキも人気メニュー。

[つる瀬]厳選された素材と、老舗だから作れるほっとできる味。

本蕨餅900円(税込)。蕨餅とさっぱりした甘さの黒蜜、きなこの相性にほれぼれ。
白蒸しおこわの中に昆布の佃煮をはさみ、大豆、梅干しを入れた、むすび梅280円(税込)。小腹が空いた時に。

昭和5年から街の人に愛されている老舗和菓子店。原材料にこだわり、本蕨餅には宮崎、鹿児島産の蕨粉や、波照間島産の黒糖から作られた黒蜜、国産大豆の深煎りきなこが使われている。つるんとした見た目も美しい蕨餅は、口に入れるともちもちとした食感で、柔らかな蕨粉の味がふんわりと広がる。豆大福や、むすび梅などの餅菓子も人気なので、上野土産の候補としてもチェックを。

つる瀬(つるせ)●東京都文京区湯島3-35-8 TEL:03-3833-8516 営業時間:9時30分〜19時 定休日:月曜(月曜が祝日の場合は火曜) 湯島天神のお膝元にある、憩いの場。豆大福も名物。

『クロワッサン』983号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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