「TART」の眼鏡に出合うまで、コンタクトを着用していました。
TARTは1950年代にNYで創業。もう現存していないブランドなのですが、ジョニー・デップや、ウディ・アレンなど映画業界の方にも愛されている、一部眼鏡好きの方には人気があるブランドのようです。作られた当時の袋や箱に納められていて、その姿を見るだけで心がトキメキました。
このブランドを知ったきっかけは、ヴィンテージのデッドストック専門の眼鏡屋『SOLACZADE(ソラックザーデ)』。最上の眼鏡愛を持ったオーナーの岡本兄弟に薦められて、一目惚れして購入。
『SOLACZADE』に行った事ない方はぜひ行ってみて下さい。原宿のど真ん中にあるのに入りづらそうな店構えで、スタッフがとてもおしゃれなので、身構えてしまうような雰囲気があるのですが、眼鏡に関する知識やエピソードが豊富で、フレンドリーなスタッフが、今まで経験した事ない買い物体験を提供してくれます。
岡本兄弟から「(きっと)髭が似合いますよ」と言われたことを真に受けて、髭を伸ばしはじめたという経緯もあり、眼鏡を購入して以来、髭と合わせてこの眼鏡が私の顔のシンボルになっています。僕にとって思い出深いお店です。(BONDO 村上雄一)