くらし

【名店ランチ編】『クロワッサン』が見つけた、大人が愉しい、銀座とっておき。

  • 撮影・森山祐子 文・斎藤理子

ぎんざ 一二岐

一度食べたらクセになる鰹の藁焼きを。
名物は、高知から毎朝空輸される鰹。目の前で藁を燃やしてさっと炙った鰹は薫香をまとい、皮はぱりぱりで身はもっちり。ランチはこの鰹を中心とした懐石コースが楽しめる。定番の揚げ胡麻豆腐から始まり、藁焼き、焼き魚、炊き合わせと続くコースのシメは土鍋で炊く絶品ご飯。客の食べるスピードを見極めながら、ベストなタイミングで炊き上げてくれる。

香りが食欲をそそる鰹の藁焼き。炙ることで甘味も凝縮される。鰹にわさびとニンニクをのせ、塩をちょっとつけて食べるのがこちらのスタイル。添えてある新玉ねぎと水菜はポン酢で。
ご飯のお供は、季節の魚のダシで作る焼きたての卵焼き、自家製ちりめんじゃこ、香の物など種類豊富。
カウンター7席、個室2部屋のこぢんまりとした店。料理長の中井隆裕さんはじめ、スタッフは明るくて気さく。

ぎんざ いぶき●銀座2-14-6 第2松岡ビルB1 TEL.03-6278-8110 営業時間 11時30分〜12時30分LO、18時〜20時LO 休日 日曜・月曜昼 要予約。禁煙。ランチ3,800円(税込)〜、ディナー1万2,000円〜。

『クロワッサン』971号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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