頼まれたものごとや、かねてよりの約束を断るのは、誰しも心苦しく感じるもの。
「とはいえ、いつまでも返事を先送りにしていると、相手をやきもきさせてしまいます。引き受けられないときは気持ちを込めてはっきりと。断ってもいい関係が続くよう、次に繋がるひと言を添えましょう」
この場合でいうと、祝賀パーティに出席できなくても盛会を祈る言葉を最後につけ加える。
「また、ネガティブなイメージの言葉はどんな手紙でも使わないこと。手紙は言葉の力が強まります。“疲れる”“忙しい”“緊張”などはNG。“生憎”も字の印象が強すぎます。ポジティブな言葉に変換するか、どうしても書かなければ伝わらないというときは平仮名で」