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【基本編】そうか、こう書けばいいのか! 大人の教養、手紙の書き方。

いざという時のために押さえておきたい基本の書き方から、今を感じさせる例文集まで。これさえわかれば、もう手紙は怖くない!

撮影・青木和義 文・石飛カノ

相手と心を通じ合わせるために、テクニックや工夫を凝らす。

時候の挨拶はアレンジ可能。今感じている感覚を表現すること。

本題に入る前の時候の挨拶は、四季を大事にする日本ならではの趣深い表現。ただし、
「いわゆる昔ながらの定型どおりに書くと、近頃の時節に合わないこともあります。ですから、今の私たちの感覚に合う季節のフレーズを見つけることが大切です」(むらかみさん)

確かに、夏日が連続する春、残暑がいつまでも続く秋に従来の時候の挨拶はそぐわない。「新緑」や「紅葉」など、相手が自然を身近に感じる環境にいない場合もある。
「手軽に使えて現実的で、住んでいる環境にかかわらず伝わるもののひとつが、今日のお天気。同じ晴れの日でも梅雨時のうれしい晴れ間や真夏のギラギラした晴天では気分も違います。天気を思い浮かべて季節のフレーズを考えることで言語力を磨くこともできます」

下の基本表現とリアル表現を参考に、自分なりのフレーズ探しを。

【基本編】そうか、こう書けばいいのか! 大人の教養、手紙の書き方。
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