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【後編】いくら捨てても片付かない? 7割収納で解決できます。

片づけきれないのはゴールが見えていないから。理想の暮らしを描くことから始める7割収納。その7つのルールと実践例を紹介します。

撮影・青木和義 文・薄葉亜希子

7割収納7つのルール

(1)思考改革を行う。
片づけの目的を明らかにするのが思考改革。具体的にイメージできたら、家全体を見て各部屋の役割を決め、一日の過ごし方、家事にかける時間を見つめ直す。

【後編】いくら捨てても片付かない? 7割収納で解決できます。
(2) モノがいっぱい詰まったバックヤードから始める。 片づかない大きな原因がクローゼットや押し入れ…

(2) モノがいっぱい詰まったバックヤードから始める。
片づかない大きな原因がクローゼットや押し入れの不要なもの。ここから徹底的に整理して、部屋の活用スペースを広げる。

(3)収納スペースのサイズを測る、収納方法を考える。
収納スペースごとに家族の誰がどう使うのかとゾーンを分けて、その人に適した方法を考える。

(4)場所ごとに、中身をすべて出し、厳選。
ここであまり時間をかけないことがポイント。すべての中から本当に大切なものを選び出す。

全部出したら衣類、仕事(勉強)、趣味とカテゴリー別に集める。
全部出したら衣類、仕事(勉強)、趣味とカテゴリー別に集める。

(5)モノの住所を決めて、紙袋か空き箱で仮置きする。
他の場所から出てきた同じ種類のものを集めて紙袋にまとめ、ゾーン内で細かく場所を決める。

各カテゴリーで厳選したものを紙袋に入れて仕分け、この状態で一旦収納。
各カテゴリーで厳選したものを紙袋に入れて仕分け、この状態で一旦収納。

(6)収納アイテムを買う。
仮置きした場所でいいと判断したら収納用品を購入する。先に買っていいのはハンガーのみ。

(7)モノによってキープする数を決める。
ストックは1か0、タオルは定数、食材は3日分と決める。余白を残し、7割収納が完成する。

【後編】いくら捨てても片付かない? 7割収納で解決できます。

石阪京子(いしざか・きょうこ)●片づけアドバイザー。不動産業を営むうちに快適な暮らしの仕組みを考案。どんな家も片づけきるレッスンは2年待ち。LINEでもレッスンを行う。近著に『夢をかなえる7割収納』(講談社)。

『クロワッサン』970号より

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