くらし

砂森聡さんに学ぶ、ベランダガーデニングのヒント。

  • 撮影・岩本慶三

洋と和の要素をバランスよく、融合させた趣が印象的な景色に。

グレーの床板が基調なので、テーブルと椅子、棚は白をセレクト。緑の色調で明るさを足し、洋の要素だけではなく、火鉢や石臼を鉢にするなど、和の趣もさりげなくミックスされている。

ヘゴ板を“つりしのぶ”のように軒先に。

シダやコケ、着生蘭などをつけたヘゴ板は、砂森さん作。ヘゴ板は、玄関に立てたり、水を張った皿に置いたりという飾り方もできるが、もともと半日陰で風の通る場所が適しており、軒先に吊るすにはぴったり。

棚は直置きせず、水はけをよくする。

棚を置いて鉢を飾りたいときには、直置きはせず、板を1枚かませる。直置きした場合、水やりのあと底部が濡れたままの状態が続き、その部分が腐りやすくなったり、ヤスデやムカデの温床になることもあるのだという。基盤となる板を支える脚は、レンガや同形の植木鉢2個を逆さまにして使ってもよい。

ワイヤーバスケットを鉢の飾りに使う。

目の粗いワイヤーバスケットに鉢を入れるだけで、単独で飾るのとは景色が変わるおもしろさが。たとえば、浅いザルにお皿と鉢を入れてもかわいい。専用のものでなくても、家にあるものを使い、自由な発想で楽しんで。

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