黒酢と好相性! 鹿児島特産の食材と夏野菜を使った、家庭料理のレシピ。
黒酢の産地として有名な鹿児島・福山町は、「空中に舞う麹の菌で疫病が流行らない」と言い伝えられている。1805年創業の老舗黒酢メーカー「重久盛一酢醸造場」に関わる30代から80代の女性6名に、普段から作っている黒酢料理を教えてもらった。
撮影・清水朝子
キビナゴの甘酢漬け
キビナゴを天ぷらにし、細切りにしたピーマン、にんじん、玉ねぎ、パプリカと一緒に、りんご黒酢と合わせ酢が8:2の割合の漬け汁に1時間以上漬ける。1日以上漬けると、さらにおいしい。「アジなど、ほかの魚でも」(森さん)
金平ゴボウ黒酢
ささがきにしたゴボウを酢水であく抜きする。フライパンで豚肉を炒めて、火が通ったらゴボウを加え、黒酢、醤油、砂糖で味付けする。仕上げにゴマをふる。「2日目以降、味が落ち着いてから食べてもおいしいです」(下野さん)
鮭寿司
刻んだ野沢菜の漬物と、焼いた塩鮭にレモン汁をふっておく。鍋に刻んだゆでたけのことゴボウを入れ、黒酢、塩、砂糖でひと煮立ちさせたら、ごはんに混ぜ込む。刻んだレモンも加える。ちぎった海苔を散らす。
『クロワッサン』976号より
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