【黒酢・酢編】いろんな酸味を使い分けて、旬野菜の力をたっぷり摂る。ワタナベマキさんのレシピ。
少量で味に広がりが生まれ、加熱すればコクやうまみがアップ。野菜をおいしくする技ありの酸味使いで、夏の身体をしゃきっと元気に。
撮影・三東サイ 文・新田草子
和えるだけ、添えるだけで、おかずもごはんものもあっという間。
黒酢なす
醤油の代わりにナンプラーでもいいし、にんにくやしょうがを加えても。そうめんに添えたり冷や奴にのせたりと、自在に使える。
【材料(作りやすい分量)】
なす 4本
赤唐辛子 1/2本
ごま油 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ2
黒酢 大さじ3
醤油 大さじ2
【作り方】
1. なすは乱切りにして水にさっとさらし、水気を切る。
2. フライパンを中火で熱し、ごま油、小口切りにした赤唐辛子、なすを入れてしんなりするまで炒める。みりん、酒、黒酢、醤油を加え、汁気がなくなるまで炒め煮にする。冷蔵庫で約1週間保存可能。
黒酢なすとトマトの中華ごま和え
【材料(2人分)】
黒酢なす 1カップ
トマト 1個
【作り方】
トマトはヘタを取って3cm角に切り、ボウルに入れる。黒酢なすを加えてさっと和える。
ワタナベマキ●料理家。身近な食材を、ひと工夫ある調味料使いで手早くおいしい一品に変えるレシピにファン多数。近著に『作り込まない作りおき』(KADOKAWA)。
『クロワッサン』976号より
03 / 03
広告