【アレンジレシピ付き】ほのかな酸味と濃い旨み、焼きヨーグルトに挑戦!
撮影・岩本慶三 文・室田元美
腸の健康にもいいヨーグルトを、もっといろんなレシピで楽しめたら……。そんな願いに応えてくれるのが、「焼きヨーグルト」。
ヨーグルトを焼くとどうなるの? 『やせる! 美肌になる! 免疫力アップ! 焼きヨーグルトレシピ』の著書もある浜内千波さんに、さっそく作り方と食べ方を教えてもらった。
「水分を切って、オーブントースターで10分ほど焼くだけなんです。本当に簡単! クリームチーズのようになめらかに仕上がって、しかも、とがった酸味が飛ぶのでマイルドなおいしさに。ヨーグルトは腸の善玉菌のえさになって、腸内環境を整えてくれます。たんぱく質が豊富でカロリーが低いのもうれしいですよね」
と浜内さん。まず、ざるにキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを半分の分量になるまで水切りする。
「濾したあとに出るホエーは、ごはんを炊くときに使うとほんのり甘みと酸味があって、酢飯やライスサラダにもぴったり」
水切りして焼いたヨーグルトは、冷やしてそのままハチミツなどをかけてフレッシュなデザートにしてもよし。
さらに試してみたいのが、次ページのような料理レシピ。水切りしたプレーンヨーグルトに粒マスタード、黒コショウなど好みの味を「ちょい足し」して、同様にトースターで焼くと、さまざまなバリエーションが楽しめる。
葉野菜たっぷりのサラダに黒コショウ入りの焼きヨーグルトをからませると、まるで濃厚なドレッシングのよう。たんぱく質のなせる業か、ハムや卵を入れたような満足感がある。
ポークソテーには、粒マスタード入りの焼きヨーグルトをたっぷり添えて。くずしながら一緒にいただくとお肉の脂とさっぱりした酸味が口の中でとけ合って、これまでにない旨み。
「レモンを搾るのと同じで、焼きヨーグルトの酸を加えることで味も締まり、身体が弱酸性になって、腸の善玉菌もよく働くようになるんですよ」
冷蔵庫で1週間ほど保存もできる。腸にもよくて、シンプルな料理も味わい深くグレードアップしてくれる浜内さんおすすめの焼きヨーグルト。これは夢中になりそう。
簡単です! 焼きヨーグルトの作り方
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