「もともとはSNS等で内輪ネタとして発信していましたが、興味を持ってくれる知人友人が意外にも多くいて。もっと説明させて!存分に語りたい!という気持ちが募り、この本を出すことになりました」
自身も8歳の男の子の母。言語学が専門の広瀬さんでさえ即答できない質問を、子どもにされた経験が何度かあるそう。
「3歳の頃だったか、『時間が経つ』ってどういう意味?って聞かれたんです。『時間』という語を使わずどう説明するか、意地の見せ所!と気合いを入れて挑むものの案の定苦戦。悩む私をよそに、子どもはすぐほかのことに気が移ってしまい、当時史上最大の挑戦は、中途半端に終わってしまいました」