くらし

【味噌ヨーグルト+牛赤身肉】アレンジ自在、冷凍つくりおき節約レシピ

余りがちな食材を、時間のあるときに調理して冷凍庫へ。アレンジするだけで、手抜き感ゼロの節約レシピに変身します。メインのひと皿になる牛赤身肉のつくりおきレシピ。
  • 撮影・小林キユウ 文・新田草子

料理家井澤由美子さん考案の非加熱調味液&アレンジレシピの概要と保存方法のコツは【甘酒クリームソース+えび】の記事を御覧ください。

肉も魚も調味液となじませて冷凍すれば、火を通すだけで一品に。

料理家 井澤由美子さん

安いときにまとめ買いしておきたい、肉や魚。そのまま冷凍する人も多いようだけれど……。
「保存袋に合わせた調味液に漬けて冷凍しておくと、下味がしっかりついて調理が簡単に。また、肉も魚も柔らかくなり、おいしさが増します」
と、井澤さん。いろいろな食材に応用がきく調味液を、肉や魚介の組み合わせとともに教えてもらった。いずれも、調味料を合わせておいて、肉や魚を入れるだけ。
「すべて火を使わない調味液でできる“非加熱冷凍”だから、手間いらず。解凍して火を通せばそれだけで一品になるし、ほかの具材を足せばさまざまな料理にアレンジできます」

味噌ヨーグルトソースは、ラムのようにクセのある肉や、硬くなりがちな赤身の牛肉にぴったり。香り塩麹は、レモンやかぼすなど季節の柑橘なら何でもOK。食材も肉、魚を選ばずに使える優秀調味液だ。

「非加熱冷凍食材を入れた保存袋は、バットなどに入れてできるだけ空気を抜き、平らにしてから冷凍庫へ。あらかじめ袋の上から大まかに分け目をつけてから冷凍すると、後から使いやすくなります。使うときは必要な分を取り分けて冷蔵庫で自然解凍するか、袋のまま流水にあてるなどして解凍してください」

井澤由美子さん考案の、非加熱調味液&アレンジレシピ

【味噌ヨーグルト+牛赤身肉】発酵食品の力で肉が柔らかく。焼くだけでメインのひと皿に。

[材料(作りやすい分量)]
味噌 大さじ5
ヨーグルト 大さじ4
豆板醤 小さじ1・1/2
きび砂糖 大さじ2・1/2
牛赤身肉(1枚約60g) 8枚

[作り方]
ボウルに牛肉以外の材料をすべて入れて混ぜ合わせる。肉を加えて味噌ヨーグルトをなじませ、味噌ヨーグルトごと1枚ずつラップに包み、平らな状態にして冷凍する。

牛肉はももなど安価な部位でよいが、やや厚切りのものを。1枚ずつラップに包んで冷凍。
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